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与えられる微弱な快楽。
キス1つ、しかしただ一つ。それだけで産まれたばかりの小鹿状態である晴人では、それに耐え凌ぐ程の理性など当然の事ながら持ち合わせて等いないのだ。
それでも揺れる腰とは反対に僅かに残った理性が羞恥へと変えて、晴人を襲う。
「んっ…ぁ、やだぁ…人が…っ、見て」
「見せてれば良いじゃん、好きでしょ?」
ズボンの下はきっと溢れた蜜で一杯だろう、滑りの良くなったそこは上から揉むだけでも分かる。
恥ずかしいのか、高揚し紅くなった顔を手で隠そうとする晴人。意地悪にもこの行為をやめる気など更々に無い貴文は、それを遮るようにベルトを緩ませ、その手を掴んだ。
「ほら見なよ、こんなにも此処は素直なのに。…嫌ならこんな事にはならないよね?」
ゆっくりとズボンをずらしわざと見せつけるかのように言葉で促していけば、勃ち上がった晴人自身が外気に触れて露になっていく。薄暗くも辺りを照らす街灯が、濡れたそこをキラキラと反射させて、厭らしく光る。
貴文は掴んだその手ごと濡れたそこを包み込むように握らせ、晴人自身をゆっくり上下にスライドさせた。
「は…あっ、んっ」
「もうべとべとじゃん。気持ち良さそうな顔してる…これじゃあお仕置きにならないか」
上下にスライドする手をだんだん早めていけば、くちゅくちゅと卑猥な音と共に喘ぎ声も次第に高くなっていく。
後少し…そう思った瞬間、貴文は何を思ってかその手を止めた。
「ぁ…なんでッ」
「何でって?…これはお仕置きだよ、晴人。そう簡単にイカせてたら意味ないでしょ」
そうだった彼はこう言う男だっだと、晴人は萎えるわけでもない己の欲望を早く解放してしまいたい、楽になりたいと、頭の中はそればかり渦巻く。
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