アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
5
-
言葉で責めつつも、その癖弄るその手をやめようとはしない貴文。しかし、中途半端にやめられてしまってはその快楽に耐えれるはずも無い晴人は、与えられた刺激に順応に受け入れる他ない。
くちゅくちゅっと卑猥な音が室内を支配す れば、それに誘われるように高鳴る鼓動は、血液と共に身体中を熱くさせ、晴人の頬を赤く染める。
それを分かってか握るその手を早める貴文。人の手でこうも早く達してしまうのかと、自分自身に問いかけた。
「…っ、たかふみ…っ!」
吐き出してしまいそうな欲望の塊を、貴文に掛けるわけにはいかないと名前を呼ぶ。しかし、今か今かと言うところで蜜口をその手で塞ぐ。
「なんで…っ!」
「何でも何も、そう簡単にいかれたら楽しくないでしょ。晴人もいい加減学習しなよ…今はお仕置きタイムなんだから。…例えばこれを使う…とかね」
冷笑を浮かべ、先ほど晴人から借りたマドラーを取り出す貴文。硝子で出来ている為かキラキラと部屋の明かりで反射して怪しく光る。
今から彼が何をしようとしているかなんて、一瞬で理解できた。立ち上がり昴った欲望が恐怖で少し萎えると同時に顔を青くさせる。
マドラー特有の先端にある球体が、晴人の裏筋部分を這い、そのまま蜜口へと移動させて窪みの上をくるくると回していけば、甘い微弱な刺激を与えていく。
「やめっ、はいら、ない…っ」
「こんなにも厭らしい液を溢れさせといて?ほら、パクパクしてる」
今からされるであろう行為に怯えながらも、刺激に負けて芯を取り戻して行く欲望は本人の意志とは違い入れて欲しいかのようにヒクつき、甘い液を出す。
詮をするかのように、トロトロに熔けた小さな穴へと球体をゆっくり注入していく。
「いッ…っ、ヤだ…ぬいてっ」
本来入れることの無い場所を押し広げられ、苦痛に歪む晴人。痛みとむず痒さが交差し、更に奥へと押し進めようとする貴文の手を掴み止めようとする。
しかしそれは敵わず、すぐさま貴文の手によって掴み返された。
「ダメだよ。今日は何でも言うこと聞いてくれるんでしょ?」
「そん、な…ッ」
「大丈夫、壊すような事はしないよ。……それにしても僕の邪魔をするなんて、いけない子だね」
委員会からそのまま此方へと向かったため制服姿である貴文は、自身の首からネクタイを緩めてほどく。そのネクタイでベッドのパイプと晴人の両手を結び合わせた。
身動きが出来なくなった晴人を満足そうに眺め、優しく頬を撫でる。
「これで抵抗出来ないね。…さぁ、続けようか」
お仕置きを終わらせる気など毛頭も無い貴文は、再び欲望に刺さるマドラーに手を掛け注入を開始する。押し広げられたそこはぷるぷると震え、今よりも更に奥へと進むであろう行為に身体を震わす晴人。
しかし自分の意思とは反対に押し込まれて行くそれ。抵抗したくとも、動かない手の代わりに首を振る。
ようやく半分位まで刺さったという頃に貴文が口を開いた。
「どんな感じ?…余り気持ち良さそうには見えないけど」
勿論、気持ちいい訳がなかった。
排泄にしか使わない尿道に異物が入っているのだ。
「…みえ、ないなら、ぬいて…っ」
欲望が圧迫される感覚は言葉では言い表せないだろう。この痛いようなむず痒いような感覚から早く解放して欲しいと、必死に訴える。
「仕方無いね、抜いてあげる」
「う……っ、んっ」
マドラーを何の迷いも無く一気に引き抜く貴文。その瞬間、抜いたと同時に甘い声が晴人から発せられる。
尿道から出ていく感覚は、痛痒いの他に排泄に似たような…いや、排泄よりもそれ以上に気持ちいい何かが晴人を襲う。
それを見逃すはずのない貴文はマドラーを押し込みまた引き上げた。
「…っ、そんな……っん」
初めての感覚に脚を動かし耐える晴人。
それを楽しむように眺めてはそれを幾度か続ける。
「どうしたの?腰、揺れてるよ…晴人は痛いのも感じる淫乱だったんだ?」
「ちが…ッあぁ!」
否定を述べようとする暇なく、さらに奥へと押し込まれるそれ。欲望は熱を取り戻し合わせたようにより深くにと突き刺さる。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
16 / 24