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廻 前編 虎杖悠二 五条悟×悠二
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五条悟から廻る
俺の恋人は背が高くて格好良い
おかしな事は言うけど優しくて
いつもニコニコしている
そして…大人だ
東京都立呪術高等専門学校
「うぇえええええーっ!」
修行している1年生から大声が上がる
「どうしたどうした?犬の糞でも踏んづけた?」
「しゃけ!」
パンダと狗巻棘が面白そうに近づいてくる
「いや、ただの恋ばな何すけど」
1年生の虎杖悠二が困ったような顔でこちらを見やる
「こ…恋!」
「たかな!」
二人の背景に一瞬雷が響く
「虎杖の奴が五条先生と付き合ってるって」
うへぇとした釘崎野薔薇と
「マトモじゃねえ」
同じく複雑な表情の伏黒恵
「え"」
「おかか!」
パンダと棘も動揺が隠せず
「年齢差!」
「ツナマヨ!」
「それ以前に性別…」
「最近は性別関係ないぞ。問題は相手が悟という事だ」
「っ!」
全員に緊張が走る
「おいおいおいおい!何をくっちゃべってんだぁー?」
遅れてきた禪院真希に
「真希!大変だ!」
「ツナ!」
パンダが説明すると
「虎杖ーっ!戻ってこぉ~い!」
真希は悠二の襟首を掴みガクガクと揺さぶる
「戻れって…生き返ってるけど…」
「お前の好みのタイプなんて正直どうでも良い!糞だ!」
「あんまりだ…」
思わず涙をにじませる
「だがなぁ!そんな糞な趣味はまだマシだ!よりによって悟と付き合ってるだぁ?人生終わらせんな!」
「そんなに酷い?」
涙がポロリと零れる
「悠二、真希はお前を心配してくれているんだ」
「しゃけしゃけ!」
パンダと棘がフォローする
「あのさ。確かに五条先生は変だし、むちゃくちゃだけど大人だぜ?ちゃんと理解して付き合ってくれてるし」
頬を赤らめ
嬉しそうに話す悠二に
(あ…重症だ)
(たかな!)
全員の心の中の声が一致した
「でもでも!先生は優しいし!俺の事好きだって言ってくれて!」
完全に同情の眼差しの皆に説明するも
「告白したのは?」
恵の問いに
「…五条…先生…」
「セックスしてんの?」
「え…あ…ぅん…恋人だし」
モジモジと指を弄る悠二に
「キモッ!」
野薔薇が嫌悪感丸出しの表情を見せる
「釘崎、真にキモいのは五条先生だ」
「ウンウン。一回り年下の、ましてや生徒に手を出すもんな」
「しゃけしゃけ!」
頷くパンダと棘
「淫行教師か」
「さいってー!」
女子も同調し
「虎杖、皆の意見は一致している。五条先生はド変態の犯罪者だ。俺も着いていってやるから夜蛾学長に訴えようか」
悠二の肩を抱き、恵が促す
「え?五条先生犯罪者なの?」
「そうだぞ悠二!悟はド変態のクズヤローだ」
「ツナ!明太!」
「おーっと!ここまでだ」
全員の前に突如現れた
「五条先生」
悟
「生徒によるいじめは僕の目の黒いうちは許さんぞ!」
「お前の目黒くないじゃん」
「そもそもいじめてないし」
「いじめてるのはあんただ」
軽蔑の眼差しを受ける
「僕?何で?」
「生徒への淫行って最低すぎ」
「たかなたかな!」
「純粋な田舎者を騙しやがって!淫行教師が」
「ちょっとちょっとー!学級崩壊ー?」
次々と責めてくる生徒に悟は悠二をみると
悠二は両手を合わせていて
「…もしかして僕達が付き合ってるの言った?」
「ごめん!」
「あーそっかぁ」
頭をボリボリとかき
「僕達付き合ってまーす」
悠二を抱き締める
「先生」
顔面を真っ赤に染める悠二
「あーっ!ロリコン!」
「変態!」
「おかかー!」
「もーう!純愛って言ってよ。憂太と同じだよ」
「お前だけは純愛を語るな!」
「憂太に謝れ!」
「ツナ!いくら!」
「肉体関係まであるんでしょう?犯罪者以外の何者でもありません」
「ちょっ!恵!なにそのゴミを見るような目付きは!」
「虎杖逃げろー!全力で逃げろー!」
「えー!俺も先生の事好きだよ」
「おかかーっ!」
「ごめん先生…本当にごめん」
悟のマンションで悠二がしきりに謝罪する
「はは…学長が来るとは思わなかった」
生徒の騒ぎを聞き付けた学長の夜蛾に締め上げられた
「悠二が良いなら構わんが、悠二が訴えた場合には…」
指をボキボキと鳴らす夜蛾に悠二の方が萎縮してしまい
「俺…先生と別れないから」
宣言した
「伏黒は最後まで疑ってたなー」
「はは…恵に色々したからね」
腕を組んだまま離れない悠二に
「どうしたの?中でゆっくりしよう?」
悟は優しくほどく
「俺、先生が大好きだよ」
「うん」
「先生に告られたから付き合った訳じゃないよ」
「うん」
悠二を抱き締める
「先生の事俺も好きだから」
頬を赤らめた悠二に笑顔を見せる
「知ってる。悠二の事毎日見てるから」
真っ赤なの悠二の額にキスをする
「愛してるよ悠二」
「俺も」
キスをしようとして口を手で塞がれる
「ここじゃ不味いでしょ」
「あっ」
恥ずかしさに俯く悠二に
「まずはシャワーだね」
悟は微笑みかけた
ベッドに二人で座り向かい合う
「何かドキドキする」
「僕も」
唇をふれあうようにキスを交わす
「柔らかい」
「最近リップをこまめに塗ってるから」
照れながら抱きつく
「舌出して」
舌を出した悠二の頭を支え舌を絡める
「ぁん…」
味わうように舌を撫で吸い付く
「んんぅ」
ちゅ
背中に腕を回しゆっくりと撫でると
悠二も悟の背中に腕を伸ばす
「はぁ…ん」
ちゅくっ
ちゅぅ
ゆっくりと口内を撫でまわす悟の舌を追いかけるように悠二も舌を伸ばす
「んん」
優しく撫でて
唇を離す
「可愛い悠二」
「せんせぇ…」
潤んだ眼差しに笑いかけ
シャツをまくりあげる
「悠二に一杯触りたい」
「うん。俺も触って欲しい」
シャツを自分で押さえ
「一杯触って」
誘う
「痛かったり気持ち悪かったら言って」
胸を撫で
乳首を捏ねる
「いつ見ても可愛い」
「あっ!ふぁ」
びくりと震える悠二の肌がしっとりと汗ばむ
「ああ…」
ぬるりとした生暖かい感触が乳首を包み
吸い付いてくると
悠二の股間が膨らむ
「んああっ!」
腰が揺れ悟の股間に自らの股間を擦り付ける
「はっ!あぅ…」
ヒクヒクと震える悠二に
「可愛い」
悠二の頬にキスをし
「こっちよりストレートな場所の方が良い?」
股間を撫でる
「はぅ…」
唇を震わせる悠二に
「悠二の気持ちいい事だけしたいんだ」
髪を撫でる
「俺…ばっかり気持ちよくなっても…」
震えながら悟にしがみつく
「俺も先生に気持ちよくなって欲しい」
悟のズボンを下ろす
「悠二。無理しないで」
悠二を引き離そうとするも
「俺も先生の事が好きだから出来る」
悠二は悟のペニスをくわえる
「悠二。絶対無理しないで」
悠二の頭を撫でされるがままにする
「ふうっ!んっんっ!」
ぴちゃっ
ちゅぷ
ちゅう
戸惑いながらも舌が動き
呑み込んでいく
「無理しないで。きつかったら直ぐに離れて」
悠二を気遣うも
悠二は首を降り
奥まで含む
「えう"」
えづき
涙が滲むも舌を必死で動かす
「悠二!」
「んっ!ぐぅう」
それでもくわえるのを止めない悠二に
悟は頭を持ち
ゆっくりと剥がす
「けほっ!先生!ちゃんとやるから!」
「ダメに決まってるでしょ!僕は悠二に気持ちよくなって欲しいだけで、苦しそうにしてる悠二は見たくない」
「大丈夫だって!今のはちょっと無理しただけだし」
笑いながら再度くわえようとする
「それに俺も先生に気持ちよくなって欲しいし。いつも先生がしてくれてるんだから」
「ありがとう悠二。でも無理はダメだよ」
再度キスを交わす
「セックスは苦しんでやるものじゃないよ。お互い気持ちよくならないと」
頭を撫で
ローションを手に取る
「俺がするよ」
悠二がローションを悟から奪い手のひらにかける
「今日は随分と積極的だな」
「だって、先生が色々してくれてるのに、俺は何もしてない」
「それは僕がしたいから」
「俺も先生みたくやって、大人の付き合いにしたいんだ」
ローションを指に絡め恐る恐る指を潜り込ませる
「昼間の事気にしてるんだ」
一連の騒ぎの後
夜蛾学長に呼び出された悠二と悟
「悠二はまだ子供だ。大人のお前が自分を律せずにどうする」
プロレス技をかけられながら説教される悟を見て
「俺が大人の付き合いが出来るって分かったら先生も皆も認めてくれる」
「僕は気にしないよ。悠二が子供だからとか、大人とかじゃなくて大切な恋人だから大事にしたいんだ」
悠二の額にキスをし
アヌスに入った悠二の指に沿って自身の指も潜り込ませる
「あっ!」
「一緒に解す?」
「ぅん…」
悠二の手をつつむ悟の手の熱さに
悠二のペニスは反応し
「先生といっしょにしたい」
「悠二可愛い。ゆっくりとしようね」
悟にもたれ掛かり
前から二人で悠二のアヌスを指で解す
「はぁっ!はぁっ!」
「んっ」
腰に当たる悟の股間の硬さに悟の興奮を知る
「せ、せんせい…んあっ!先生も興奮してる?
」
振り向きキスをする
「うん。悠二がエロいから」
ぐちゅっ
指を増やし
「あああっ!」
前立腺を刺激すると精液を放つ
「あ…ぁ…」
指が抜かれると悠二は放心し
悟のキスを受け入れる
「もう少し頑張れる?」
ベッドサイドの引き出しからコンドームを出す
「あ…ゴム」
「うん。悠二の体のためにもね」
「生でも良いのに。先生を一杯感じたい」
「だあめ。大人ならこういうこともきっちりしないとね」
慣れた手付きで袋を破り
装着しようとする
「あ、俺が着ける」
「えー?悠二のエッチ。顔真っ赤」
からかう悟の頬が赤く
「何だよ。先生も顔赤いじゃん」
二人で笑う
「うん。OK」
そっと押し倒し
足を開かせる
「入れるよ」
「んっ!」
悟の背中に腕を回す
「痛くないようにするから」
耳元で囁き
ゆっくりと挿入する
「はっ!ああっ!」
ずっ
ずっ
「あんぅ」
ヒクヒクと震える膝を肩に乗せ
ずぬぬ
「あはぁああっ!」
奥までねじ込む
「悠二?大丈夫?」
「大丈夫…動いて良いよ」
大分解したとは言え
額に汗を滲ませた悠二に悟が心配そうに語りかける
「本当に大丈夫だから」
自ら舌を出し唇を重ねる
「んっ、俺も先生が欲しい。一杯揺さぶって気持ちよくさせて」
ゆるゆると腰を揺らすと
くちゅくちゅと音が漏れる
「はっ!先生!お願い」
潤んだ瞳に見つめられ
「煽るねえ」
悟も笑い
ぐっ
「あひっ!あああっ!」
奥まで突き上げる
「あああっ!ひゃんん!」
ずっ
ずちゅっ
ずちゅっ
「あはあああっ!ふかっ!あっ」
揺さぶられガクガクと震えながらよだれを流す
「あんんっ!せんっせぇ!」
悟にしがみつきペニスを味わう
「もっと良くしてあげる」
体を返し
後ろから更に突き上げる
「うああああっ!あっ!あっ!」
シーツにしがみつき
喘ぐ悠二に
悟が腕を回し
ペニスをこする
「今イかせてあげるから」
「ああっ!待って!あっイくイくイく!」
シーツに精液を溢し
喘ぐ悠二の腰を掴み
「僕もイくから」
腰を揺らす
「あひっ!ああっ!あーっ!」
甲高い悲鳴を上げ
「くっ!ぁ…」
悟が呻き
射精したことを知る
「んぅ…」
抜けていくペニスにぶるりと身震いする
「はぁ…悠二…大丈夫?」
汗と涎で濡れた悠二の顔をタオルでぬぐう
「ん…先生」
ぼんやりとこちらを見る悠二に
「少し寝ていなよ。起きたらシャワー浴びようね」
悟が頭を撫でる
「ん…先生…」
意識を手放す悠二の額にキスをする
「ゆっくり休んで良いよ」
可愛い悠二
悟の笑顔が視界を支配した
「ん…」
気がつくと隣で寝息を立てている悟がいて
「先生も疲れてるんだな」
無防備な寝顔にクスリと笑い
シャワーを浴びようとベッドから降りると
ズキィッ
「~っ!」
腰に走る痛みに床に座り込む
「何でこんなに痛むんだ?」
普段あまり感じられない腰への痛みに悠二は不思議そうに呟く
「はっ!散々にあの男とまぐわっておいて何を言っている」
悠二の頬に現れる一つ目と口
「俺が貴様の体調を整えると思ったか?」
「思ってねーし!てかデバガメすんなよ!」
「ふん!気色の悪い!男同士のまぐわいなど興味はない。それよりも貴様本当にあの男を思っているのか?」
「なんだよそれ。おれは同情とかじゃないし」
「あやつの本心は違うだろうな」
ニヤケたまま
「あやつは本当は…」
ばちん
「うっせーよ」
頬を叩くと今度は手の甲に現れる
「手っ取り早い男娼が出来たくらいにしか思っておらんよ。あいつはそのくらいの手練手管も優れている。貴様のような小僧位簡単に床へ引きずり込めるわ!それに…」
「悠二?トイレ?」
目を覚ました悟に手の甲の口は固くつぐむ
「あ、ごめん、起こした?」
床に座り込んだ悠二を助け起こす
「ごめんね。無理させた」
「ううん。先生はいつも…」
「奴を信用するな」
その言葉を残し口と目は消える
「悠二?どうしたの?」
優しく問いかける悟に悠二は笑顔を見せる
「ううん。何でも…先生…」
「僕は悠二を…皆を大切に思っている」
完璧な人間の足枷
「だからあの子達を守るためなら何でもする」
例えそれが呪いになっても
両面宿儺に廻る
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