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橘会の主治医様
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☆こちらのお話は'運命シリーズ'を加筆、修正した再編SSになっております。ご存知の方は読み飛ばして頂いて問題ありませんm(_ _)m ☆
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僕は橘音譜。
皆んな音譜とか音譜ちゃんって呼んでますっ!
そんな僕の最近の悩み事。それは自分の身体の事、、。
僕、実は橘音譜になる前は悠河音譜だったんだ。
α同士の両親から生まれた僕は変異Ωだって、プライドの高い両親は受け入れる事が出来なかったみたい。生まれてすぐに施設に入る事になって、、
その後、橘会長に引き取られて年が近い蓮斗や夢恩と一緒に育ったんだ。
橘会長は養子縁組もしてくれて、蓮斗と区別しないで大切にしてくれたんだよね。だから、何か橘会に役に立つ事がしたいと思って奨学金を貰って医学部を卒業して、、
抗争で怪我人が出たときや、それこそ構成員が風邪ひいたー!までお抱え闇医師として診る事で恩返し中。まあ、たまに会長や蓮斗に無茶振りはされるケド、、苦笑
そんな僕の身体の悩み。それは番のいないΩの宿命と言うか何と言うか、、、。発情期の過ごし方なんだよね。仕事に影響しないように普段は結構キツめの抑制剤を飲んで何とか誤魔化してるんだけど、、、。まぁ、ヤクザの本家に居るとほぼ100%オトコ世界な訳で、、、。僕みたいなΩが居ると目立っちゃうの。まぁ、発情αが飛びかかって来ても伸して緊急時抑制剤を打ってやる位には普段から鍛えてはいるんだけどねー。←笑えねぇ
それよりも大変なのは、実は好きな人がいる事。
この気持ちに気付いてから、発情期に万が一にでもフェロモンを出さないようにするのが大変大変
本来ならフェロモンを出して好意に気付いて貰うのがΩだからね、、、。
毎月のようにやってくる発情期は僕の好きと比例するみたいにどんどん酷くなって来てるの。抑制剤も、限界ギリギリまで飲んでるし、、そろそろ色んな意味でヤバいのね。
'はぁっ、、、。そろそろ気持ちに正直にならないといけないのかな?、、、もし断られたら、、Ωなんてキモいって思われたら、、、。
んー!やっぱり怖くて話せない、、、。勇気が出ないや。'
こうして悩める音譜の発情期は悶々と過ぎて行く、、、。
音譜ちゃんの好きな人は、、、
今はまだナイショ
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