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橘会の姐 1
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☆こちらのお話は'運命シリーズ'を加筆、修正した再編SSになっております。ご存知の方は読み飛ばして頂いて問題ありませんm(_ _)m ☆
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関東随一の広域指定暴力団、橘会。
そこの姐さんともなると、着物なんかバシッと着込んでthe極妻を地でいく様な気合い入った方かと思いきや
、、、今日の姐さんはピンクの可愛いらしいフリっフリなワンピにツインテールでとても三十路の息子さんがいらっしゃる様には見えません。
真っ黒スーツの強面な護衛達に囲まれた紅一点。これでも今日は大人し目、、、なんだそうです。
'こんにちは、亜流都ママ。今回は何日位滞在出来るんですか?'
'奏ちゃん❤︎今回は2週間位日本に居るからいつでも遊びに来て頂戴っ♪'
そう。この姐さん、ジッと姐さん業をやっている訳では無いんです。
結婚後に趣味で始めたジュエリーデザインが当たり、今や売れっ子作家になり、、。世界中を飛び回っています。
会長も溺愛妻のする事には黙ってしまう。いや、寧ろ応援すらしてます。
おかげでほぼ姐不在に近い橘会。会長は密かに息子にさっさと後を継がせてその番の奏に姐さん業をやらせ、自分は引退して妻と居たい様子。
'奏ちゃん❤︎今日はゆっくりしていけるの?
お土産で買って来た美味しいおやつがあるんだけどお茶でもどうかしら?'
'はい、是非。今日は蓮斗さん、本家でお仕事みたいなので夜一緒に帰る予定になってるんです。だから亜流都ママと沢山お話し出来るかなって。'
'いやぁんっ♪やっぱりいい!いいわっ。息子なんか同じ屋敷に居ても見向きもしないんだから。やっぱり今から娘、産もうかしら?'
うーん。それはいろいろ問題はありません?
'奏くん。来てたのか?
何やら騒がしいから覗いてみたんだが、、。
私も混ぜて欲しいのはやまやまだが、残念ながら今日は私も少し忙しいからなぁ、、。まぁ、亜流都の相手をしてやってくれるとありがたい。'
'いえ、こちらこそ。ママが優しくてつい、、、
お騒がせしました。'
'いいのよぉ❤︎さっ、お茶しましょっ'
なんだかんだで奏が可愛い蓮斗の両親。
しかしまぁ、自由な方で。(蓮斗のママだから)
'ねえ、私、奏ちゃんが卒業して落ち着いたら
一緒に色んな所に行きたいわぁ❤︎楽しみなのっ'
ん。この方、奏に姐さん業を仕込む気は全く無いみたいだ。まぁ、教える側が殆ど姐さん業をして無いからそれも仕方ないか、、、
こうして、今日も橘ファミリーに溺愛される奏でした、、笑
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