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火遊び
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切っ掛けはほんの些細な事だった
誰にでも起こり得るであろう状況
恋人とのすれ違い
ここ何日も愛しいあの人と逢えてなくて触れられてもいない
顔や声を思い浮かべるだけで身体が疼いてしまう
「…杏寿郎、さん…」
しん、と静まり返った荒ら屋の一室には愛しい人の姿や気配は無い
あの人が長期任務に出掛けてからもうどれくらいの月日が経っただろうか
同行している炭治郎が羨ましくて仕方がない
二人でゆっくり過ごす為に借りたこの家で待てど暮らせど戻って来ない
ぼんやりと頭の中で彼の事を想い浮かべてみる
最後に結ばれた床に沈むように横たわって残り香に包まれる
すっかり薄まってるけど微かにあの人の匂いがする
たまに手紙は寄越してくれるから生死の心配はないけど、元気かな?怪我とかしてないかな?
逢いたい…声が聞きたい…俺と離れてる間に炭治郎のこと好きになったりしてないかな?
だったらキツいな…不安ばかりが募る
どうしようもなく触れて欲しい…
少しでいいから温もりが欲しい
長いこともて余した躯は布団の残り香に反応して勝手に疼いてて、自然と薄い部屋着の胸元に自ら手を突っ込んで肌をまさぐる
「…ン、んっ…」
じわりじわりと指を這わせていくと行き着いた先は胸元
乳輪をクルクルと弧を描くように数回なぞると乳首に熱が集まってくるのを感じる
やんわりと乳頭が硬くなってくると親指と中指で乳首を上下から優しく挟んで勃つまで弄ってみる
十分に勃起したら今度は時間をかけて捻って刺激する
乳首を回すような感じで力を加減しながらクリクリと左右に動かすだけでも気持ちぃ
「はぁ…ぁっ、ん…ひぁ…」
暫くそのまま乳首の回転運動を繰り返して、気持ちぃ感覚を楽しんだ
単調な刺激でもイイんだけど、それだけでは物足りなくなって違った快感を求めて一旦肌着から手を引っこ抜く
直ぐ様その手を着物の上から優しく引っ掻くように胸元で動かしてみる
爪を立てて乳首より少しだけ下の位置から通り過ぎて上に行くまでを布越しに繰り返し行っていく
最初は効果が薄くてもどかしいけど、根気よく続けているとジワジワとした快感が生まれてヨくなってきた
煉獄さんに触られてる時の甘い快感とは全くの別物…だけど悪くない
自分の感じる早さで引っ掻いて弄っていると痺れる感じの快感を受ける
この快感を溜めると下腹部や背中が強く痙攣してきて快楽の電流が躯に走って弄る手が止まらない
「あ、んっ…あぁ…ぁっ」
再び直に触って指を唾液に絡ませて摘まんだり引っ張りすると躯は敏感に反応していく
だんだんと熱が下半身へと集まっていくのが分かる
どうしよう…気持ちぃの止まらない
そっと肌着の裾を捲って下着の上から触れてみると既に濡れていた
見なくても感触だけで想像出来る…大量の先走りでヌルヌルしてる
乳首だけでこんなになっちゃった
何時もしつこいくらいにソコを愛撫してくれる愛しい人は今いない
寂しさを紛らわすのと、火照った躯が鎮める為に本能のまま…俺の手や指は勝手に動いていた
下着を脱いで、ふと気付くと隣の布団に煉獄さんが出ていく前に身に纏っていた着物が視界に入る
緊急招集がかかっていたから慌てて支度をしていたので脱ぎ捨てられていたままだ
それを手繰り寄せて匂いを嗅いでみる
こっちもうっすらだけど未だ香りは残ってる
煉獄さんの匂い…
布団の上で俯せになって煉獄さんの匂いを嗅ぎながら下半身に手を伸ばす
「ん…ふ、はぁ…ッ」
先ずはグイグイと亀頭周囲を握って下に引っ張ってみる。そうすることで張力が生まれカリ周りに刺激がくる
次第に血流が回り始めてムクムクと大きくなってくるのを感じる
着物をオカズに何か虚しい気もするけど仕方がない…取り敢えず誰もいなくて良かった
煉獄さんの香りに包まれてイキたい俺は亀頭と竿の境界線をなぞる
裏筋の周囲5mm半径くらいがイイ所…ここを指で愛撫するようにコリコリ触るだけでも凄く気持ちぃ
「ふぅ…あ、あぁっ…ソコ、いい…止まんなっ…んン」
更なる刺激を求めて片手で皮が被ったままのモノの根っこを握る
もう片方の手の人差し指を包皮の先端のくしゃくしゃとした所に押しつけて、根元を握った方の手でグリグリと動かしながら押し付けた指に先端をなすりつけてみる
擦り付けるペースに緩急つけてみるともっと気持ちぃ
「は、ぁああん!煉獄さっ、煉獄さんッ…すごい、気持ち…いぃ…あん!」
脳内変換で自分の手を煉獄さんの手や口に見立てて、先走りを纏わせた掌に亀頭を舐めまわすように擦りつけて刺激する
確かに気持ちぃけど全然足りない…
煉獄さん…早く、帰ってきて…俺に触れていっぱい満たして…
やっぱり、妄想より本物がいい…俺は貴方じゃないとダメみたい
これだとイキたくてもイケない…
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