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玩具屋②*
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「…ぅ…んんんん゛…っ…ぁ、…ぅあ…っ」
スタッフルームで嬌声を殺しておれは玩具の刺激に耐えた。
今すぐ全部外してしまいたかったけど、命令された「準備」を怠るとどんな仕置きがされるかわからないから、おれはただただ玩具に弄ばれていた。
再びドアが開くと、先程のスーツの男がおれを見てくつくつと嘲笑った。
「あぁ、よく仕上がってるようですね。では行きましょうか」
裸のまま首輪を引かれて、立つこともおぼつかないのにずるずると引きずられるように連れ出された。
廊下を抜けた先は店舗のようだった。棚に商品が陳列されて、照明は赤やピンクの趣味の悪い演出がされている。
棚に陳列された商品を見ておれは息を飲んだ。
撮影のときに見せつけられた玩具がいくつも並んでいる。
店舗の外まで連れ出されて、首輪の鎖の先を柵に固定され、マットが敷かれている上に座らされた。
裸のままの肌が夜風に晒されて、繁華街には狼や人間たちが行き交っていた。
「…ひ、…っ…」
こんな無防備な姿で繁華街に晒されてその末路が容易に想像できた。外は無法地帯だ。
「ここは玩具屋です。君は客引き係。玩具の実演販売をしてもらいます」
店頭の大きなモニターにCMが流れ出した。
猫の甘ったるい嬌声とそれを煽るアナウンスの声。商品名が語られて小気味良い音楽が流れる。
「じゃあ、シロ、あとは頼みましたよ」
店頭には先ほどの白猫が自分と同じように裸で首輪を繋げられていた。
「はい、お任せください店主様」
白猫は慣れた返事で受け答えてスーツの男は店に戻った。
「さぁ今日はお待ちかね実演販売日です!この黒猫に使われているのはこちらの媚薬…」
白猫は通りを歩く大衆に向かって大声で口上を始めた。
いまおれを嬲っている玩具の説明をすると、その振動パターンを紹介しながらリモコンをコントロールした。
「あぁ゛っ、あ、あ、あーーッッ」
振動が激しくなって嬌声をあげてしまう。
その声に反応して客が一人二人と寄ってきた。
「この黒猫は感度抜群!店頭商品こちらでどうぞお試しください」
一人目の客が店頭の商品を見定めて手に取るとおれの前にしゃがんだ。
「これどう?オススメ?」
見せられた玩具は分厚いシリコン製のリングで、どう扱うものなのかもわからない。
「…ぅ、や…っ」
「お客様お目が高い、コックリングバイブですね。射精管理も刺激もできるオススメ品です!」
「ほう、こうかな」
すでに根元には鉄製のリングとローターが付けられているのに、さらにカリの部分にコックリングが取り付けられた。
「ひ、や、やら、や゛ぁっっあ゛ぁ〜ッッ…!!」
それはおれの欲を360度包んで振動して収縮した。
直接的で激しい刺激に悲鳴をあげて腰が勝手に痙攣する。
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