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映画鑑賞
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碓氷side
話もそろそろクライマックスに近づいてきたら、朝比奈の睡魔もクライマックスになっていた。朝比奈は結構DVDなど長い間ストーリーを見てるのが苦手だ。
「ん、眠くなったか?」
「ねむく、、ないもん、、ちゃ、、と、み、るぅ」
こくんこくんと首を揺らし始めた朝比奈の頭を俺の肩に寄せると、安定したのに安心したかのように眠ってしまった。
これはいわゆる肩枕か!右肩に朝日奈の体温を感じながら俺はクライマックスの音楽を聴きながら、朝比奈の可愛い少し開いている唇ををむにむにする。可愛いなぁ。その後俺はテレビの音を小さくして最後まで鑑賞した。
いやーいいお話だった。最後の最後であいつが死ぬとは、、。うぅ、泣ける。
「さて、どうするか」
隣には朝比奈が寝ている。あれからモゴモゴ動いて膝枕へと変えたとはいえ、肌には触れている。俺は起こさないように動かし、ソファに寝かし、その間に家事をする。洗濯物を干して、食器を洗浄機から出してしまい、風呂も洗っておく。
全て終わらせた俺は一度自室に行き、ベットに倒れる。
「ふぁー、終わったー」
「ふぇ、ふぇぇん!うすいさーん!」
朝日奈の泣き声。俺は慌ててリビングに向かう。起きた時に俺がいなくてパニックになったか?俺を見つけた朝比奈は俺に抱きついてくる。
「いなくなったぁ」
「ごめんごめん。家事やってたんだ」
「きょうはいっしょにいるっていったぁ!」
「ごめんな。ほら、ん」
「んっ!ほっぺやだぁ!こっちぃ!ちゅ」
俺は、ほっぺにキスしたがそれでは満足しないようで朝比奈は口にしてきた。
「これで仲直りな」
「分かった」
朝比奈は納得して機嫌が良くなったが、その後俺から離れることはなかった。
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