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やっと出社?
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碓氷side
朝の6時半
ピピピ、、ピ
目覚ましの音で目が覚める。俺は寝起きはいい方だ。朝比奈はすこぶる悪いが。
寝室の窓のカーテンを開け、隣で寝ていた朝比奈を起こす。
「ほら、起きろ。今日から仕事だぞ」
「はい、おはよー、、ます。」
寝ぼけてぱやぱやしてる朝比奈を起こして、リビングに向かう。
あー、朝比奈は今日から通常運転だから敬語系のツンデレになるぞ
カーテンを全部開け、エアコンをつける。そして、テレビをつけていつも見てるニュースをかける。
ようやく起きた朝比奈が洗面所で顔を洗い、髪をセットし始めている。
俺は朝ごはんの支度をする。まずは主食だな
「おーい、紫苑。ご飯ー?パン?」
「ご飯でお願いしますー!」
洗面所から聞こえてきた声を確認して、冷蔵庫を漁る。簡単な味噌汁とおかずはー、、魚でいいよな
俺が朝ごはんを作っている間に朝比奈は、洗濯機を回してくれる。
そして7時半には2人とも席について飯を食べる。
「いつもありがとうございます。そして、今回もご迷惑をおかけしまして、、」
「こーら、そんなこと言うなよ。ほら冷めるぞ」
ご飯が食べ終わると、2人ともスーツに着替えて、2人仲良く出社する。
「電気消しましたか?エアコンも」
「あー多分消したぞ」
「スマホや書類など忘れてませんか?鍵も」
「えーと、持ってるぞ」
「なら行きましょうか」
家を出る前に何度も確認してくるのは、俺が結構忘れてしまうから。
車を車庫から出しマンションから出る。
電車通勤でもいいんだが、人混みが苦手な朝比奈のためにいつも車出勤をしている。車で20分もすれば会社に着く。
エントランスで社員証をかざしエレベーターでオフィスまで上っていく。
「いや、久しぶりですね」
「あーほんとにな」
ピコーンと鳴ってドアが開くと、そこには我らが本部長が立っていた。
「おう、お前ら。やっときたか」
「いやーご迷惑をおかけしましたー」
「すみませんでした。特別休暇は取ってるはずですが、、」
いやいや、余計なことは言わなくていいんだよっ!!
本部長がファイルをバシバシ叩き、俺らに肩を組んでくる。
「テメェらのせいで回らない仕事がごまんとあるんだよ。さぁさぁ今日は定時で帰れると思うなよ?」
「「はぁ」」
残業決定。
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