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残業2
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碓氷side
顔真っ赤にしちゃって可愛いなー。お、こっち睨んできた。手でも振っといてやるか
「よし、やるか」
俺は報告書をまとめだした。今日は3社とも契約してもらったし、あんまり書くことないなー。契約も俺だったらあんまり条件ないって言ってくれてたしなー
それよりも、本部長からもらった書類の方がめんどくさいんだよなー
なになに、、これ明日の朝までかー。自分でやれっての!マジで
休み明けにマジで鬼なんだから
あの本部長は入社ばかりの俺の直属の上司だった。あの頃から性格も全然変わってないけど、仕事はちゃんとやっていた。俺の尊敬する人でもあるが、、こうも仕事を出されるとな、、
俺が入社した頃はもっと怖かったと思うんだが、慣れたせいか?分からんな
「課長、あのー」
「どうした?」
「この書類の確認をお願いします」
「あー、あいつは?」
こいつの直属の上司のはずの前田の席を見ると、ファイルの山に埋もれていた。よくあんなんでパソコン見れるな。これは、俺がやってやるか。
「えっと、、前田先輩は書類に埋もれていて、、声掛けづらくて」
「あー了解。ちょっと待っててくれるか?」
「はい!ありがとうございます」
書類を受け取り、まちがいのところに付箋を貼っておく。数字は、こことここだな。あとちょっとってとこだな
本部長の時はどこが間違ってるかすら、教えてくれなかったよなー。今思うとひどい上司だよなー
チェックをつけてから、書類を部下に返す。
「ありがとうございます!」
「間違ってるとか何個かあったから、付箋のとこ見て直しといてね」
「はい!ありがとうございます!」
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