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新入社員?
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碓氷side
あれから色々過ぎ、4月になり新卒のスーツ群を沢山見かけるようになった。
「拓己さん!置いてきますよ!」
「はいはい」
朝比奈と車で会社に向かい、オフィスに入ると、、
「よろしくお願いします!!!」
「おーおーげんきなことだなぁ!よ、碓氷。みろ新卒のピチピチ社員が入ってきたぞ」
「おめでとうございます。じゃ直々に指導なさってくださいね」
「お、俺っ、じゃなくて私は先輩に教わりたいです!」
5人いる内の1人の新入社員が凄い勢いで俺のスーツを掴んできた。
「お、おお?」
「離してくださいっ!碓氷さんは僕のです!」
あの一件があってから、会社公認で朝比奈も会社の中でも独占欲むき出しだ。
別に可愛いからいいんだが。
「先輩覚えてませんか?俺の顔」
この顔、見覚えが、、あるな。こいつまさか。
「?、、、柴?」
「っ!覚えててくれたんですね!」
柴。俺が大学生のころの元恋人だ。友達の延長線上で恋人になったというのが正しいが。これが会社に入って、朝比奈を見つけた時からもう疎遠になっていて連絡さえつかなかったのに、今頃になって現れるとはな
「なんでお前がここに!って朝比奈、痛い痛いっ!」
「誰ですか、この人」
朝比奈が俺の腕を掴んで、睨みながら俺に聞いてくる。
「えーと」
「先輩は俺の恋人です!」
「元な」
「「「「元恋人!!??」」」
俺、これから無事に仕事出来るだろうか。この大勢の前で暴露した状態で。。。
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