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誤魔化すように(4)*
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side ちとせ
ぎしりとベッドが軋んだ。仰向けに押し倒された俺に覆いかぶさった斗真はサイドテーブルに手を伸ばして引き出しからボトルを取り出した
蓋を開けて中の液体を手に取ると片足を掴まれて押し上げられた。顕になった後孔を液体…ローションを纏った指で撫でられぞわりと肌が粟立つ。そのままつぷりと指を差し込まれて違和感を感じるが大人しく耐える。約2ヶ月ぶりの行為だが指1本程度ならすんなりと入った。慣らすように何度か抜き差しされた後、指が2本に増やされて後孔が拡げられる感覚に眉根が寄る
「痛いか?」
「いた、くはない…」
「そうか」
入口で浅く抜き差しされたり、くるりと手首を返されて違う角度から解されたりする。馴染んでくると腹側を探るように撫でられ見つかった膨らみを優しく擦られ手足がピクリと跳ねる
「あっ、そこ…いやだ…」
「いや?」
「ぅ、んっ」
嫌だと言って一瞬そこを擦る手が止まったと思ったのに直ぐにまたぐにぐにと指で挟むようにして捏ねられる
「あっあ、や…ふ、ぅぅ…んぅっ」
口に手の甲を押し付けて声を抑えるが耐えきれない吐息が口端から漏れ出る。身を捩って快感から逃れようとしても太腿を掴まれ押さえつける力が強まって更に責めるように後孔を解される
「もう指三本になってるの、気づいてたか?」
「はぁ…はぁ…」
質問に答える余裕などなく息を整えるので精一杯だった。そんな俺をじっと見下ろす斗真。その視線がなんとなく嫌で顔を逸らす
すると口元を抑えていた手を退けられ顎を掴まれる。ぐいと視線が合うように正面を向かされ斗真と目が合う
「…これは合意だし、お前が望んだことだ」
真っ直ぐな視線に射貫かれて言い聞かせるようにそう告げられる
俺が望んだこと…そう言われると俺がやりたがったと言われているようで顔が熱くなる
顎から手が離されても目は合ったままでドクドクと心臓が鳴る。斗真は自身の勃ち上がったものを取り出し俺の後孔にあてがうと
「目、逸らすなよ」
と言って躊躇うことなく一気に押し込んだ
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