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家に帰りたい
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「ミノルさん、ケーキおいしいですか?」
「めちゃくちゃおいしい」
まずは腹が減っては戦はできぬ、とケーキを頬張った。
目の前にはいろんな種類のケーキが並べられ、宝石みたいにキラキラしている、さらに、見た目だけでなく味もうまい。
「両頬に詰めてリスみたいですね、可愛い」
フワッと笑う男を見ると常識人に見え、こんな誘拐とか監禁とか無縁に見える。
今は機嫌が良いみたいだ。
「くじょうk「ナオトがいいな」ナ、ナオトくん」
一応年下だから多少タメでも大丈夫だろう。いつまでも敬語のままてまは親密度は高まらないよな。
「えっと、一度家に帰らせてもらえないかな?いや、逃げようとか思ってるんじゃなくて、その…ここで生活するなら自分の物とか持ってきたいし、冷蔵庫に腐るものとか置いてきたような気がするし…」
「わかりました、いいですよ」
「え、まじ?」
「えぇ、本当に________もちろん、僕も同伴ですけど」
「うーん、部屋、汚いからなぁ」
「構いませんよ」
園田稔35歳、誘拐犯を自宅へご招待〜っ
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