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3再交の呪い
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また会いたいと願った
会ってまたやり直したいと
その肌に触れ
抱き合って
熱い体内でも感じて
これはあの人でないと満たされない
呪霊とか関係ない
この人が欲しいと言う
欲望
「ケヒッ!茶番が続くな」
「はぁ…」
久し振りの体温に体が熱くなる
「匂いが先生」
頬を赤く染めた悠仁が呟く
「だろうね。この体は夏油傑の物だから」
「夏油先生…先生」
名を呼び抱きつく
「ふっ!」
硬くなりかけたペニスを擦り付ける
「はぁっ!はあっ」
吐息を乱し
夏油にキスをする
「先生、大好き!大好き!」
「悠仁…私も…」
好きだよと言おうとした夏油の口を塞ぐ
「それは言わないで。夏油先生の最後の言葉は先生の物だ」
「私も言いたいんだけどね」
残念そうに笑う夏油を無視し
夏油のペニスに唇を付ける
「ん…」
舌をだしペニスを舐めようとしたが
「ああそれは良い。君下手だから」
きっぱりと言い放つ
「…ぇ…?」
「いやもう全然気持ちよくない。それなら脹相に頼んだ方が…」
ギリギリギリ
「お前と言う奴は!やっぱり死ね!もう一回死ね!」
脹相が夏油の首を絞める
「だから止めろって!下手なのは知ってるし!でももう少し気を遣って欲しい…」
「ごめんごめん。でも下手だって思ってるだろ?」
「……」
視線を反らす脹相に
「あんたもか…てか俺素人なんだから下手で当たり前じゃん」
拗ねた悠仁に
「脹相もプロと言う訳じゃないんだけど…まあお詫びといってはなんだけど」
キスをする
「君のして欲しいようにしてあげるよ。どうして欲しい?」
首筋に唇を落とし
胸に掌を這わせる
「ん…触って…欲しい」
「触ってるよ?」
「ここ…」
夏油の手を股間に導く
「ここで良い?」
「………」
顔面を真っ赤に染めた悠仁が黙る
「悠仁が言ってくれないと分からないよ」
悠仁の唇を指でなぞる
「君はもっと甘えて良いんだよ。我慢は良くない」
「ぅん…」
立て膝になり
アヌスに導く
「ここに先生が欲しい。先生を一杯感じたい。溶ける位熱くなりたい」
夏油にすがり付く
「先生大好き」
「うん。君は良い子だ」
呪詛師らしくもっと求めろ
ずっ
「んあっ!ああっ」
悠仁に覆い被さった夏油がペニスを挿入すると
悠仁は喘ぎ
夏油に回した腕に力を込める
「ああっ!んぅ」
「可愛いね悠仁」
夏油が唇を重ねながら腰を進める
「んぐぅ…んっ!んっ!」
ずちゅっ
ずちゅっ
「ぁふ…ああっ!あんっ!」
揺さぶられ奥まで突き上げられる
「あああっ!気持ちいい!気持ちいい!」
ペニスを味わう様に肉壁が蠢き
精液を体内に受け入れる
「はぁ…もっと欲しい…」
腰を揺らす悠仁に
「ああ…君の願いなら」
悠仁の膝を抱え
「君の方も相手してあげるからもうちょっと待ってね」
夏油が脹相に笑いかける
「いらない!…悠仁を任せた」
乱暴に立ち上がり出ていく
「脹相?…ぅあっ!」
ずんっ
「ほら、よそ見しない!」
突き上げられるペニスに悠仁の理性は飛び
声を上げる
「悠仁、明日また部屋に迎えに行く。夏油、悠仁を傷つけたら分かってるな!」
ドアを閉める
「相変わらず優しいお兄ちゃんだね」
「あれ?もう終わったの?」
部屋を出たところで真人に出会う
「俺は奴とは何の関係もない」
無表情で答える
「そうなんだ。人間の愛の営みに興味があったんだけど。悠仁は?夏油とやってんの?」
「覗くな!」
覗こうとする真人を阻む
「弟は休んでる。邪魔をするな!」
腕を掴み引くも
真人は動かず
「気になるんだよね。悠仁の事」
ニヤア
「宿儺の器としてもだけど、悠仁がどんな呪いになるか気になるんだよね」
「あいつは呪いじゃない。俺の弟だ」
襟首を掴む
「お前達には協力するが、悠仁に何かしたら殺す!」
「怖いねえお兄ちゃん。でも弟に何かするのは俺達じゃないよ」
腕をほどき
自室に戻る
「知ってる…高専の奴らだろう?」
「そうだね」
扉を閉める
「お前らに騙されるほど未熟じゃない」
「くくくっ!お兄ちゃんと言うのも面白いね!」
翌朝
「おはよう。よく眠れた?」
「おはよう。お陰でぐっすり!」
元気よく答える悠仁と
「夏油はげっそりだね♪」
「ああ…若い子は元気だね…」
「遊んでないで飯を食え。今からの事を話し合うぞ」
「少しは気遣ってくれないか?君の弟のせいでもあるんだから」
「五条先生お願いがあります」
「ああ、僕もお願いしたいことがあるんだ」
五条の元に行くと
五条が1年の伏黒恵と一緒にいて
「君に僕のサポートを御願いしたい」
「サポート?」
「これから宿儺の指の捜索が優先的に行われる。悠仁が死んでも宿儺は生きている可能性は高いからね」
悠仁の名前を出され
憂太はびくりと反応する
「だから僕も不在になることが多くなるから、君に恵を頼みたい」
「あ、僕は五条先生にもっと鍛えてもらおうと思ってました」
「君の呪力は十分高いから、後は操作するだけだ。だから恵ともう一人の1年を見て欲しいんだよね」
「もう一人?」
「うん。明日来るよ。釘崎野薔薇。女子だよ」
「…分かりました」
俯く憂太に
「今度は後輩達を守るんだ」
「…はい」
「これからなんだけど、本格的に宿儺の指を集める」
悠仁達に伝える
「全部集める事が最終目標なのは全員の目標だからね」
「うん。全部集めて呪術師も殲滅させる」
悠仁の言葉に脹相は無表情のままで
「悠仁、君は今何本呑み込んだ?」
「5本、いや、昨日呑み込んだから6本」
「何だ。まだ6本か」
漏瑚がため息を吐く
「しょうがないだろ!集めるの大変なんだから」
「言い訳か?小僧」
ふんと鼻をならすと
「黙れ。だったらお前が集めてこい。5分で」
脹相が漏瑚に迫る
「ああ"?」
「やるか?」
険悪なムードの二人に
「止めろって!」
悠仁が間にはいる
「兎に角!宿儺の指はちゃんと探す。俺も宿儺の力が欲しい」
拳を握りしめる
「このままじゃダメだ…」
「悠仁…」
「あいつらを絶対に殺す!」
俺と言う呪いを完成させるためにも
続く
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