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10再誘の呪い
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「悠仁、映画は好き?」
やたらスキンシップが増えた真人から聞かれた
「何で俺に抱きついて言うん?」
「えー?コミュニケーションて大事じゃない?俺は悠仁の事も好きだし」
「セックスしたいだけの癖に…映画は好き。修行の時に映画のDVD観てたし」
「それじゃあ映画観に行こうか」
「でも脹相が心配するし、先生も嫌がるかも…」
「うん、映画だろ?良いんじゃないか?たまには」
「良いの?」
「息抜きもたまには必要だし」
脹相も頷く
「こんな所にずっといたら気分的にも悪いだろうから」
「ぶぅー」
領域を作った陀艮が不満げな声を上げる
「まあ気をつけてね」
「ウッス」
神奈川県川崎市
「映画上映までまだ時間があるね」
映画上映の時間を見て真人が呟く
「じゃあ俺パチンコで時間潰すから」
「うん。…ん?」
「やっべ!時間過ぎてた!」
換金所が遠く
景品交換所に行ったものの遅くなり
「真人怒ってるかな?」
不安そうに行くと
「あれ?」
映画館には警官がいて
「あ、今立ち入り禁止。事故が起きたんだ」
「そうなんすね」
もうひとつの待ち合わせに向かう途中
「おい、呪術師がいるぞ。気を付けろ」
「ん」
宿儺に注意された
「あ、悠仁。どこ行ってたの?」
「ごめんごめん。つい夢中になって。で、誰?」
待ち合わせ場所に行くと自分と同い年位の少年がいた
「紹介するね。たった今お友達になった吉野順平君。順平、こっちが俺の仲間の虎杖悠仁。君と同じ人間。仲良くして上げてね」
「どもっす」
「初めまして」
「順平に会ったのは待ち合わせてた映画館だったんだ」
「はい。ミミズ人間…」
「あ!俺も観たかったやつ!」
「え、君も好きなの?」
共通の映画の話で盛り上がる悠仁と順平に
「二人とも仲良くね」
真人は笑った
「久し振りに楽しかった!」
「ぶぅー」
陀艮を抱き締め
頭を撫でながら脹相に報告する
「映画の話ならお兄ちゃんとでも出来るじゃないか」
「いや、コアな所はあんた分かんないじゃん」
「ぶううー!」
ぬいぐるみ扱いされる陀艮は不満げで
「陀艮どしたん?」
『あなたに弄られているからです。陀艮はおもちゃではありません』
「そっか。真人がスキンシップしたがるからみんなそうかと」
『真人はそういうことに興味があるだけです』
「ふーん」
といいながら
陀艮の頭の上に顎を乗せる
『人の話を聞きなさい!』
「ごめん。つい」
「大丈夫ですか?乙骨君」
「はい…何とか…」
青ざめた憂太に七海が声をかける
映画館で起きた事件
人体の変形
呪霊の仕業と分かる異常な姿
「関係者と思われる少年、吉田順平。彼は被害者と同じ高校に通ってますそして街角の監視カメラの映像」
懐かしいパーカー姿の少年
「虎杖君」
最後に出会った時もお気に入りのパーカーで
笑顔を見せていた
「高専にも呪術会にも言っていません。あそこは虎杖君にとっての敵だらけですから」
「どうして僕にだけ教えてくれたんですか?」
「君が虎杖君と同じ立場だからです」
「秘匿死刑の執行対象…」
「彼は今間違いなく兄である脹相と行動を共にしています。そして五条さんからの情報では呪霊と手を組んでいる可能性も」
「………」
宿儺の器である悠仁を欲するのは呪詛師だけではない
「兎に角同時進行で吉野順平の調査と虎杖君と脹相さんの保護を行います。それとこの案件は呪術会にも五条さんにも秘密です」
「五条先生もですか?」
「はい。虎杖君が五条さんを嫌っているのもあるりますが…」
「高専から逮捕者を出すわけにもいきませんね…」
「そういうことです!」
「ん…ふ」
脹相と唇を重ね舌を絡ませる
「んん…」
ちゅく
ちゅ
「ぁ…」
脹相が悠仁の胸を探る
「脹相…もっとキス欲しい」
舌を出しねだれば
脹相は頷き
また舌を絡める
(脹相とのキス気持ちいい)
うっとりとした悠仁に脹相が笑いかける
ドキンッ
「お前が気持ちいいなら嬉しい」
(ズルい…今のイケメン過ぎんだろ)
顔面を赤くする悠仁にキスをし
「もっと気持ちよくさせるから」
悠仁の耳朶に軽く噛みつく
「んっ!先生は見てるだけ?」
愛撫を続ける脹相に対し
夏油は眺めているだけで
「うん。たまには兄弟のコミュニケーションは必要だろう?それに…」
「それに?」
「正直君の相手は毎日はきつい」
「ごめん…先生とセックスするのも好きすぎて…」
確かに無理と言っていた夏油に求めすぎていた
「年か。なら仕方ないな」
「体力が落ちるんだね」
「殴るよ?それに脹相の方が年上なんだが」
「前の先生もよく疲れるって言ってたしな」
「あいつは猿の相手は疲れると言ってただけだ。お前の方は年だろ?」
「先生そんなに年なん?ごめんね」
「悠仁が貪欲なだけだよ。かといって真人には相手はさせたくない」
「俺もだ。可愛い弟を傷つけられてたまるか」
脹相が悠仁を庇う
「私もだよ。彼は大事な仲間ではあるが、人間の欲望から生まれただけあって貪欲だからね。君達を壊しかねない」
脹相に腕を伸ばし
髪に触れ引っ張る
「で?君は何を企んでいる?」
「何も。俺は弟達が全てだ」
無表情で答える
「そうか。君はそうだね」
手を離し
脹相の頬を撫でる
「君達でなくて悠仁の中の宿儺だね」
悠仁の下腹部を軽く押す
「んっ!」
脹相の腕の中で悠仁がピクリと反応する
「君達みたいな単純な猿はさぞかし騙しやすいだろう」
指を上へ滑らせると
悠仁はビクビクと体を震わせる
「先生…気持ちいい…」
唇を緩ませ
悠仁が誘う
「今はコミュニケーションの時間だ。悠仁が欲しがっている」
呪霊によって快楽に目覚めた悠仁の体は男の欲望をあおる
「じゃあ君が準備をして上げたら良いよ。私をその気にさせてみると良い」
悠仁から離れ
胡座をかく
「夏油君は厄介な子を好きになったもんだ…」
「本当にあの人年なんだな」
「そうだな。それよりこっちだ」
「うん…ん」
唇を重ね
舌を絡める
「ふ…」
丁寧に悠仁の体の線を舌でなぞり
指で乳首を摘み捏ねる
「んんっ!」
モジモジと膝を合わせる悠仁の足の間に侵入し
愛撫を続ける
「は…先生?」
夏油が立ち上がり
自分達の方に向かう
「やっとその気になったか」
悠仁に触れる指はそのままに呟く
ドキンッ
「先生…」
「脹相、やろうか」
脹相の腰を撫でる
「君の艶っぽい仕草を見ていたら興奮した」
「………ですよね…」
「お前と言う奴は!」
夏油の首を締め上げる
「脹相!本当の事なんだからしょうがないじゃん!」
慌てて脹相を止める
「それに脹相は優しいし丁寧だし。中身イケメン」
「そうか?」
悠仁を撫で
「こんな奴は放っておいて続きをしようか」
優しく微笑む脹相に
「うん」
悠仁も素直に頷く
「ふぅん…君達の作戦に乗ってやろうじゃないか」
「はっ!んん」
舌の愛撫が下腹部に伝う
「あ…脹相、俺がやる」
悠仁のペニスを口に含もうとする脹相を止める
「下手なのに?」
夏油にからかわれる
「うるさいな!だから練習したんだよ」
夏油に怒りながら
脹相のペニスをくわえる
「ん…」
ため息のような声を漏らし
悠仁の頭を撫でる
「練習って可愛い事を言うね。誰と練習したの?」
「………」
それには答えず
無心で脹相のペニスをしゃぶる
「んく…んぅ…」
ちゅくっ
ちゅ
ちゅ
「ん…ぁ…」
頭を撫でていた脹相の吐息が乱れ
頬が赤くなる
「脹相?興奮してる?」
夏油が脹相の口をなぞると
「悠仁…上手くなっている…」
吐息を乱す脹相にキスをし
「悠仁は呑み込みが早い方だと君が言っていた通りだね」
「どけ!」
そのまま唇を重ねようとした夏油を押し退け
「悠仁!口を離せ」
慌てて悠仁を引き剥がすと
ビシャッ
「あ…」
悠仁の顔に精液を放つ
「あーあ、弟に願射ってやるねえ君」
「すまない!」
タオルで悠仁の顔を拭う
「ううん。練習した甲斐があった」
嬉しそうな悠仁に
「悟と練習したの?」
夏油が顎を掴む
「するわけないじゃん。あんたみたく笑われても嫌だし」
ブスッとした表情を見せる
「それは悪かったね。君の上達ぶりには驚いた」
色欲に染まった瞳が悠仁を捉える
「私もその気にさせてくれるかい?」
「うん…先生の欲しい」
ちゅぷ
「ああ、本当に上達したね」
喉の奥までペニスをくわえ込む悠仁の頭を撫でる
「後ろもいやらしい音がしている」
くちゅ
ぐちゅっ
アヌスに脹相が舌を這わせ指を潜り込ませる
「多少は噛んでも良いぞ」
赤い唇を舐めながら脹相が話しかける
「ダメだからね」
夏油の焦った声に少し笑いながらも
ペニスをしゃぶる
「ふく…ん」
アヌスをほぐし
キスを落とす脹相の手が悠仁のペニスを握る
「ふぐっ!」
「よそ見はしないでちゃんとくわえるんだ。まあ多少は噛んでも構わんが」
「良くないよ。それよりももう準備はできた」
悠仁の唇を離させる
「凄い…先生のガチガチ」
ペニスに頬擦りし
「俺がその気にさせたんだ」
悠仁は嬉しそうで
「ああ。君のお陰だ」
胡座をかき
悠仁を乗せようとするが
「俺先生と向き合いたい。先生の顔がみたい」
夏油の向かい合わせに座り
「んぁ…」
ずっ
自らペニスを受け入れる
「本当に君は男を誘うのが上手くなったね」
悠仁の腰を撫で
ずんっ
「うあああああっ!」
深くまで突き上げる
「はぁ…君の中はお兄さん同様気持ち良いね」
腰を軽く揺らすと悠仁はビクビクと震える
ずちゅっ
ずちゅっ
「あっ!あうっ!ああっ!」
夏油にすがり付き喘ぐ悠仁の背後に回り
「脹相?何?」
ちゅくっ
「あっ!」
悠仁の首筋に唇を当て
強く吸う
「俺ももっと悠仁を可愛がりたい」
「はっ!」
後ろから腕を回し
乳首を弄る
「ここも可愛い」
耳側で囁かれ
「んんぅ!」
悠仁のペニスも震える
「悠仁、こっちにも集中して」
夏油が反対側の耳元で囁き
耳を噛む
「あっ!両方はダメ!」
体を引こうにも両方から挟まれ
「やだっ!イくぅ!」
射精を訴える
「一度イけ」
脹相が悠仁のペニスを握ると
「あひっ!」
びくんっ
「く…締め付けが…」
悠仁が射精し
無意識に夏油のペニスを締め付ける
「夏油、すぐにイくなよ。まだ悠仁を突いてやれ」
濡れた悠仁のペニスを握り
擦ると
悠仁は腰を揺らし
「あっ!あっ!先生好きぃっ!」
夏油を呼ぶ
「良い子だ!」
夏油も悠仁の腰を掴み腰を振る
「あはぁあっ!」
悠仁を横向きにし
「ひうううっ!」
片足を肩に担ぎ更に奥を突く
「あんんっ!」
「はぁ…悠仁…」
悠仁の名を呟き
「そろそろイく」
「あ…先生の精液」
仰向けのままのし掛かる
「あぐっ!ああっ!んぅ…」
喘ぐ悠仁の唇をキスでふさぎ
「んんうっ!」
精液を注いだ
「はぁ…は…」
ぐったりとした悠仁は余韻に体を震わせる
「珍しいね。もう悠仁が満足してる」
悠仁の頭を撫で笑う夏油に
「お前が悠仁をちゃんと愛してないからだ。ゆっくりじっくり愛して可愛がったら悠仁も満たされる」
悠仁の額にキスを落とし
体を拭く
「ただ突っ込めば良い訳じゃない」
夏油を睨む
「君はどこでこういう知識を手に入れたんだい?」
やれやれと笑う夏油に
「この体の持ち主の知識だ。前戯を重視していたらしい」
「そう言う性癖の持ち主なんだね」
「?持ち主?」
悠仁の疑問に脹相は口をつぐみ
「いずれわかるよ」
夏油は笑った
翌日
「じゃあ行って来ます」
「ああ。真人にも会ったら私が用があると伝えてくれ」
「はい」
悠仁は順平の元で
「虎杖君!」
「ゆぅ…た…さん…」
憂太と再会した
続く
じゅじゅさんぽ
Q:脹相ってどんな人ですか?
悠仁「強いし、頼りになるし、中身イケメン」
憂太「虎杖君の優しいお兄さんです。一緒に仕事をしましたが、やはり強いです」
パンダ「敵に回したら厄介そう。味方だと心強い。しかも俺らのフォローまでしてイケメンじゃね?」
棘「しゃけ!いくら!めんたいこ!(色々と助けてもらった!イケメン!)」
真希「強いのに威張らないし、悟みたくイヤミじゃねえ。でも助けられるとむかつく!」
そこは素直に好きって言えよ
とパンダにからかわれキレる真希
霞「あの人凄いですよね!しかも仕草がイケメン!真依を助けたときが、お姫様抱っこで特にイケメンで!キャー!(私もして欲しい)」
桃「ああ、真依ちゃんを助けてくれた人。真依ちゃんをお姫様抱っこしてて三輪がキャーキャー言ってた(私もして欲しい)」
メカ丸「ノーコメント(三輪のコメントに多少のショックを受けている)」
真依「ああ?何よ!確かに助けてもらって。お姫様抱っこってキザじゃね?(あのお姫様抱っこ悪くねえ)」
七海「真面目な人です。冷静で淡々と任務をこなしています」
伊地知「ちょっと怖いですね。何を考えているか分からない不気味さがあります」
そして
全員「拗らせたブラコンのせいで残念なイケメン」
じゅじゅさんぽ終わり
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