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20再淵の呪い 夏油×宿儺あり
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夏油×宿儺があります
小僧は何度か絶望を味わった
「先生ぇーっ!」
1度目はあの呪詛師が死んだ時
「ケヒッ!身の丈に合わん事をしたからだ」
「うるせえ!俺が力不足だったからだよ!」
生得領域内
睨み付ける悠仁を見下ろす
「それこそ奴の敵討ちという名分が出来たというものだ。小僧、指を集めろ。そうすればあの六眼を仕留めてやろう」
「良いよ…先生は凄く良い笑顔で…誰も恨んでなかった…あの五条もだ。だから俺が敵討ちなんてしなくていい」
愛しい男の死に怒りを感じたが
それでも小僧は自分を押さえた
「つまらんな」
「つまらなくて結構!兄貴にも迷惑が掛かるだろ!」
2度目は監視の男に殺されそうになったとき
「間一髪だったな小僧」
「うん。ありがと」
「素直に感謝などするな!気持ちの悪い!」
「ははっ!」
屈託なく笑う小僧に
「ムカつくガキだ!」
3度目は殺された時
「やっぱり俺は五条を許せない!」
「ケヒッ!」
夏油を殺された恨みは忘れていなくて
「絶対お前の指を集める。そして俺も強くなる
」
自分の命が関われば危機感も強い
そして
4度目は友人が殺された時
「ケヒッ!大事なものを奪われていく気分はどうだ?」
小僧は唇を噛みしめ堪えていた
「ケヒヒッ!やせ我慢か?」
「俺が…」
「ぅん?」
「俺が弱いからだ…誰も悪くない」
肩を震わせ怒りを堪える
「つまらんな」
折角芽生えた呪いが途絶えてしまう
「あの小僧!口では勇ましいことを言っておきながら!」
縛りをもうけたとは言え
小僧自身は覚悟も足りず
「ならばもっと呪いの器に相応しい状況に追い込んでやろう」
自分が支配しやすいように
「まずはあの下郎からだ」
「あああっ!ふかっ!深いぃっ!」
肩を押さえつけられ
ペニスで結腸迄攻め立てられる
「一応君の事を気遣ってここまではやらなかったんだ」
メリメリと奥が裂かれて行く感覚に悠仁は唇を震わせる
「あ…あがぁ…」
「夏油君もここまではやらなかったよね」
ずんっ
「ひあああっ!」
背を反らし抵抗するも
「痛いのも気持ちいいんだ」
悠仁のペニスからは先走りが溢れる
「ちが…せんせぇ…や…」
「嘘つき」
ずちゅっ
ずちゅっ
「あひっ!ああんっ!」
激しく揺さぶれば
悠仁の口から歓喜の声が漏れる
「脹相も奥まで貫かれるのが好きなんだ」
耳元で囁かれ
ごりっ
「やあっ!やああああああーっ!」
「くっ」
「い"っ!あ…」
びくんっ
びくんっ
奥深くで注がれる精液に
涙を流しながらも精液を放つ
「良い子だね悠仁」
頭を撫でながら
指先から小さな呪霊を出し悠仁の耳の穴に潜り込ませる
「あぅ…先生…」
虚ろな眼差しの悠仁に
「愛してる…」
囁く
「…っ!先生!それ…ぁ…」
言わないでと言ったのに
抗議をしようとした悠仁は意識を失う
「愛してる…君の中の宿儺を…ってね。君は最適な器でしかない」
暫く頭を撫でていると
「ケヒッ!」
目を覚ますも
「やあ宿儺」
悠仁の顔に模様が浮かび
目の下にもう一対の目が現れる
「貴様、小僧を眠らせて俺を呼び出すとは俺に殺されたいのか」
鋭く尖った爪を見せる
「いや、君の単独行動が目に余るから指導が必要だと思ってね」
指をパチンと鳴らす
ドクンッ
「…ぁ…」
いきなり疼く下半身に
「貴様…」
宿儺が睨み付ける
「何で悠仁を激しく抱いたと思う?」
歯を見せ笑う
「精液に呪力を込めて奥深く迄侵入させたからね。私の呪力をじっくりと味わうといい」
「ねえ、悠仁が居ない内に進めちゃって良いの?」
向かい合わせに座る真人と脹相
「その方が良い。俺はともかく弟たちが嫌われるのは可哀想だ」
「でも悠仁がそんな子じゃないって君がよく分かってるだろ?」
「…真人…」
「うん」
「弟達の事は俺が一番よく知っている。調子に乗るな!殺すぞ」
「ええ~…」
「兎に角弟達は受肉させる。受肉する人間は誰でも良い」
「ああ。人間の調達は任せてよ」
笑顔のままで立ち上がる
「後真人…」
「何?」
「お前はいつになったら死ぬんだ?いい加減死んでこい」
「えー…何でそんなに嫌われてんの?」
「自分の胸に聞いて死ね!」
「ふっ!んんっ!」
ちゅくっ
ちゅ
「くく…王自らのフェラとはね。ありがたいんだけど…」
夏油のペニスをくわえ必死にしゃぶる宿儺
「んぐぅ…」
下腹部の疼きに夏油の精液を求める
「下手だね。悠仁が練習してあんなにうまくなったのに。君には受け継がれ無いのか」
「~!」
怒りジワの浮かぶ宿儺の頭を撫でる
「は…だったらさっさと自分で出すものを出せ!その後で殺す!」
「せっかちだね。それに私は君のために指を集めているというのに」
やれやれといった夏油に
「黙れ!小僧の体を好き勝手にいじって!誰の体だと思っている!」
夏油の襟を掴むも
「君の方こそ悠仁を好き勝手にしないでくれるかな?あの子は一応大事な教え子だからね」
「ふん!大事なのは受胎九相図だろう?随分と思い入れが強いようだ」
「さあね。さあ、おしゃべりは終わりだ」
再度宿儺を押し倒す
「君の事も愛してるよ宿儺」
「い"っ!あああっ!」
「乙骨先輩」
「伏黒君、怪我の具合は?」
「もう大丈夫っす」
硝子の治療を終えた伏黒に憂太が合流する
「今回のミッションは僕は基本監督で。君達がメインで動いて欲しい」
「えー?この間も居なかったくせに!」
野薔薇の抗議に
「僕がやると建物の崩壊で賠償が大変だから」
てへへと笑う
「役に立たね~な!」
「釘崎!そういえばこの間何処にいたんですか?」
「宮城。虎杖君の事を調べてたんだ。同級生にも話を聞いて」
(何か虎杖のストーカーみたいだな)
「何やってんの?先輩ストーカー?」
「釘崎!思っても口にすんな!」
「あ、伏黒君もそう思ったんだ」
俯き加減で
「呪術界が正式に虎杖君と脹相さんの秘匿死刑を決定して特級と1級術師のチームを作って行方を探してるんだ。だから彼らより早く見つけて保護したいんだ」
「それであいつの行動パターンを知るために」
「うん。彼凄く評判が良かった。病気のおじいさんを見ながら学校に行って、不良に絡まれてる同級生を助けたり。高校に進学したら潰れかけの部活に入ったり」
オカルト研究部の部長だという女性から聞いた
「バイトしたいからユルい部活に入りたかって。彼女虎杖君が死んだ時凄く泣いたって。話してる時も涙ぐんでて」
「先輩もですね」
ハンカチで涙を拭う
「脹相さんも虎杖君が学生生活を楽しむのを望んでいたから、もう一度彼に学生に戻って欲しい」
「無茶を言いますね…」
「…うん…」
指にはめた指輪を撫でる
「兎に角今は宿儺の指が虎杖君に行かないようにしないと」
「ですね」
「あっ!くぅ…」
ずちゅっ
ずちゅっ
「んんっ!」
仰向けの宿儺にのし掛かり
ペニスを抜き差しする
「ぁ…はっ!」
沸き上がる快楽に汗で体は濡れ
甘い吐息が漏れる
「良いね。さっきのセックスでスムーズに入ってる。君も気持ちいいだろう?」
「黙れ!殺す…あああっ!」
前立腺を強く刺激され背を反らす
「ああ。イっちゃった?良いよ沢山イって」
汗で濡れた頬を撫でる
「はあっ!はあっ!」
「呪いの王と言えども体は未成熟な子供の物だ」
胸をなぞり
乳首を強く摘まむ
「あぅっ!」
「快楽に弱いのは仕方ない」
強く捏ねながらも
宿儺の中に埋め込んだペニスで揺する
「ああっ!はっ!ああ…」
押さえきれない声が甘く漏れ
宿儺も無意識に腰を揺らす
クスッ
「愛してるよ宿儺」
ゾクン
「貴様!…あっ!あっ!」
夏油の言葉に全身に電流が走るような衝撃が走り
精液を放つ
「あ…ぅ…」
強い刺激に痙攣する宿儺にキスをする
「君と私の縛りだ。君を愛する代わりに君は私を殺せない」
ずちゅっ
「あうううっ!ああーっ!」
軽く揺さぶっただけで甲高い悲鳴が上がり
宿儺のペニスから精液が放たれる
「悠仁の体を抱いていた甲斐があったよ」
震える体を抱きしめ
「一杯注いであげるよ」
「やめっ!ひぃ…」
ずんっ
「あああああああーっ!」
奥でジンと染み渡る熱い精液に
「ころ…す」
宿儺は体の支配権を手放した
「悠仁、大丈夫?」
目を覚ますと夏油が膝枕をしていて
「先生…俺…」
頭を上げる
「ああ、まだ休んでいなさい。セックスの最中に気絶したから心配したよ」
いつもの笑顔で
「ごめん…後先生俺に愛してるよって言った?」
言わないでと言ったのに
涙を滲ませる
「いや、君には言えない。君、無意識に縛りを設けたよ」
「縛り…」
「私は君には言えなくなった。本当に夏油君だけの言葉になった」
良かったねと笑う夏油に
「うん…」
悠仁は身を起こし
衣服を身につける
「ゆっくりして行っても良いのに」
「ううん。兄貴に話しもあるから」
部屋を出ていく
「嘘つき」
パタン
「嘘じゃないよ。ある意味夏油君の呪いでもある」
死して尚悠仁を縛り付けている
「嘘つき…嘘つき…」
上を向き涙を堪える
「俺の事何とも思ってないから言わないだけだろ」
本当に愛しているのは特級の脹相や宿儺のみで
「お前なんか嫌いだよ」
「悠仁?泣いてる?」
脹相の部屋のドアが開き
声をかけられる
「真人、欠伸してただけ」
慌てて涙を拭い笑ってごまかす
「我慢するなよ」
悠仁を抱きしめ頭を撫でる
「真人?」
「俺、好きな子の泣く顔はつらいけどそうやって我慢してるのはもっと辛いよ」
「俺は大丈夫だから」
「大丈夫じゃない」
強く抱きしめる
「俺がついているから。悠仁が安心して泣けるように泣かなくて良いように。俺は本当に悠仁の事…」
「ありがとう」
真人の言葉を遮り
「真人って本当に人間みたい」
笑って脹相の部屋に入っていった
「俺じゃダメなのかな…」
真人はその場で動けなくなった
「脹相」
「悠仁、お前のお兄ちゃんを受肉させることにした」
「うん。お前の弟達ね」
瓶を見つめる
「真人とも話したんだが、お前に受肉の事を説明…」
「それなら先生に聞いた。人間を殺すことになるって事も。俺も宿儺に乗っ取られて死んでいたかもって」
「そうか…今まで黙っていて悪かった」
俯く脹相に
「別にお前のせいじゃないし、夏油先生も知っててやったんだから」
「ああ」
俯いたままの脹相の肩を叩き
「しっかりしろよ兄貴!あんたがしっかりしないと壊相と血塗も不安になっちまうだろ!2人の受肉は俺も付き合うよ」
気合いを入れる
「ああ、そうだな。俺はお兄ちゃんだから」
笑顔を見せ
「それより今俺の事お兄ちゃんって言った?」
「言ってねーし!兄貴は2人の兄貴だからで!」
「遠慮しなくていい。ほら、もう一回」
「いわねーよ!」
「ぐっ!げほっ!げほっ!」
口を押さえ咳き込む夏油
指の隙間からは血が溢れる
「縛りのペナルティか」
宿儺に向けてだったが
悠仁に向かっていっただけで体へのダメージがあり
「呪いらしくなってきた」
1人笑う
「君は最高の生徒だよ悠仁」
愛と言う縛りの罪は最も重い
続く
じゅじゅさんぽ
呪霊高専(仮名)
バレンタイン1週間前
真人「はなみぃ~バレンタインはやっぱり悠仁にチョコあげんの?」
花御『あげませんよ。人の名前をまともに呼ばない猿にチョコなんて勿体ない』
真人「えー?花御ってば悠仁の事好きなくせにぃ~!」
花御『大っ嫌いだけど』
真人「じゃああたしがチョコプレゼントしちょおっかなぁ~!」
花御『え?真人彼氏は?』
真人「彼氏にもあげるよ?でも悠仁も友達だからあげるの」
花御『……』
バレンタイン当日
悠仁「どしたん?ハナミン。顔赤いよ?」
校舎裏に呼び出された悠仁
花御『その名前で呼ぶなと!…まあ今日はいい』
ずいっとリボンのついた箱を出す
花御『あげる!』
悠仁「え?ハナミン?」
花御『人の好意は素直に受け取りなさい!』
悠仁「や…あの…ごめん…」
ガーン
花御『悠仁…私の事嫌いなんだ…』
悠仁「あの、ハナミン。俺、何かハナミンの事怒らせた?だったらごめんなさい」
心なしか怯えている悠仁
花御『え?ハナミンて呼ぶなっていってるよね?というか何で警戒してるの?』
悠仁「昨日真人も似たようなの貰って食べたら眠くなって、真人に何処かに連れて行かれそうになって…」
花御『えーっ!真人ぉ…』
悠仁「だからハナミンも…」
プルプルと震える悠仁
花御『(真人ぉーっ!(怒))そんなことをするわけないでしょうが!』
悠仁「昨日の今日だからつい…」
花御『はぁ…今日がなんの日かわかる?』
悠仁「あ!バレンタイン!くれるの?」
花御『要らないなら良いけど…』
悠仁「嬉しい!ハナミンありがと!」
花御『…きゅん…』
翌日
夏油(担任)「今日は悠仁が食あたりによる腹痛で休みです。皆も食べ物には気を付けてね」
花御『……呪霊向けのチョコって食べさせちゃダメなんだ』
真人「もう花御ったら!下剤は良くないゾ♪」
花御『真人黙れ(怒)』
じゅじゅさんぽ終わり
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