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22再独の呪い
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「弟たちよ。俺達はお互いのために生きろ。いつか全員が揃って静かに暮らすために」
「分かったよ兄さん」
「俺もだぞ兄者!」
「俺あんたの弟じゃないけど…あんたに助けてもらったから、あんたの願いを叶えたい」
愛する弟達と共に生きる
その為に
「呪霊達に引き続き協力する」
それが最適な方法だと思っていた
「悠仁、これからお茶にするんだけど一緒にしないかい?」
ティーポッドを持った壊相が誘う
「美味しそうなクッキーもあるよ」
「いや、いい。兄弟の仲の邪魔したくないし」
笑いながら断り
夏油の部屋に入る
「お前も私達の可愛い弟なんだよ…」
コンコン
「せんせ…やっぱり後でいいや…」
夏油の部屋に入ろうとしたが
中にいる人物を見た瞬間出ていく
「良いよ悠仁。彼らに出ていって貰うから」
夏油が声をかける
「えー?どうせヤるだけだろ?だったら俺達も居て良いじゃん!」
重面と真人を追い出す
「良くねーよ!俺は普通に先生とお茶すんの!それにお前らの事嫌いだし」
「えー?俺の事もー?俺悠仁の事大好きなのに」
「真人、お前俺に何した?」
「愛の告白」
「レイプしただろうがこの犯罪者!ぶん殴ったろか!」
二人を押し出し
「互いの尻に突っ込め!」
鍵を閉めた
「あーあ!悠仁に嫌われた~!」
「自業自得だろ?てかお前まで良い思いしやがって…」
恨みがましい眼差しを無視し
「脹相達の所に行ってこよ」
真人は脹相達の部屋に向かった
「悠仁、お兄さん達と居なくて良いのかい?」
お茶を淹れていた悠仁に夏油が尋ねる
「俺弟じゃねーし。脹相だって寂しくて俺の事勘違いしたんだろうし」
「本当に君達は兄弟なんだけど…」
呟き笑う
「先生、それであいつら何しに来てたん?」
多分自分との関係でヤらせろと言うことだろう
「うん?悠仁とヤらせろ。だよ?」
「でしょうね!てかもうちょっとオブラートに包んで欲しいかなー?」
「君にはストレートに言った方が良いかな、と思ってね」
悠仁の頬をなで笑う
「君も警戒心を持った方が良い」
そのまま唇をなぞる
「簡単にさせてくれる色ボケのガキだと思われている」
「今更じゃん」
唇に押し付けられた指を舐める
「夏油先生が教えてくれてあんたも与えてくれた」
温かい人間の手の感触に目を細める
「俺は夏油先生が大好きだから。先生とだけエッチいことしたい」
笑いかける
「良い子だ」
頭を撫で抱き締める
「一杯可愛がってあげるよ」
私と言う存在を刻み込んで離れなくさせる
「兄さん、お茶をどうぞ」
「ありがとう」
3人でお茶を飲む
「兄者、ゆーじは?」
血塗に聞かれ
血塗を撫でる
「あいつはまた遠慮してるのか」
「うん。人間の好みそうな物を持ってきたけど。断られて」
クッキーの袋を置く
「悠仁はまだ戸惑いがあるんだろう」
「でも今からの事は悠仁にも説明しないといけないんだろ?」
「それはあいつらの監視から外れた時にだ」
作戦を行うときは悠仁は呪霊の誰かと一緒で
「今回はお前達と一緒だ。その時に話そう」
コンコン
不意に鳴るノックの音
「悠仁か?」
壊相がドアを開けると
「や!」
真人で
バタン
素早く閉め
鍵もかける
「ちょっ!話位聞いても良いだろ!」
「お前と話すことはない。死ね!」
「私達の迷惑になら無いところで死んでください」
「兄者達の言う通りだ。死んでこい」
「ちょお!3人とも死ねって言うなよな!」
ドアを叩くも
「「「死ね」」」
3人同時に答える
「もう!君達とは仲良くしようと思ってたのに」
頬を膨らませる真人に
「性欲にまみれた猿みたいな呪霊に俺の可愛い弟達を触れさせる訳にはいかない」
ドアの前で脹相が冷たく言い放つ
「またまた~!本当は聞かれたくない話をしてたんじゃないの?」
「何の話だ?俺達は最初から兄弟全員で静かに過ごす」
「それ以上でもそれ以外でもない」
「君達はストレートだね。それよりお使いなんだけど」
「お前に言われなくても分かってる」
「全ては兄弟のために」
お互いのために我々は生きている
「「「だから安心して死ね!」」」
「結局そこに行き着くんだ」
「んぁ…ん…」
ちゅく
ちゅ
「んん…ふ…」
唇を重ね
舌を侵入させると
悠仁は夏油にすがり付き
薄目を開ける
「目は閉じていて良いよ。より味わえる」
「目を閉じて真人と入れ替わったらやだ」
「あはは!それはない」
夏油は笑っていたが
悠仁は夏油の服を握りしめる
「…昨日の事があったから余計に怖いんだね」
悠仁の背中を撫でる
「もうあの子には近づけさせないから」
慰めるようにキスをし
体を撫でる
「は…ぁ」
すがり付く指の力が緩む
「良い子だ。可愛いよ悠仁」
耳そばで囁き
耳朶を軽く噛む
ぬるっ
「ふぁ…」
悠仁の耳朶が赤く染まり熱くなる
「君の耳も可愛らしい」
耳そばで囁き続けると
悠仁の体温は上がり
吐息が乱れる
「あ…ぁ…」
衣服をずらし
手のひらでボディラインを撫でる
「温かい」
体を撫でる夏油の手のひらは暖かく
真人はひんやりとした感触だった
「先生の手も温かい」
胸を撫でる手に自分の手を添える
「先生も脹相も温かい」
「だろうね。私も人間だし、脹相も受肉体だ」
「うん」
「良いから君は集中しなさい」
「うん」
ズボン越しに股間を撫で
「今日は私が気持ちよくしてあげるよ」
「うん。先生大好き」
股間をすり付けた
「あっ!ああっ!は…」
乳首を包む唇と舌の動きに
悠仁の股間が膨らむ
「乳首だけでイってみようか」
「やっ!恥ずかし…」
頬を赤らめ快楽に耐えようとするも
ちゅっ
ぬるっ
くちゅ
「んあっ!あっ!あっ!」
舌の動きと
胸を弄る指の動きに
悠仁は声を上げ
腰を揺らす
「せんせっ!あっ!」
(このままだと本当にイく!)
このままイけばイヤミなこの男はずっとそれをネタにいじり続けるだろう
「うぅ…」
夏油にすがり付く腕に力を込め
「んんっ!」
堪える
「我慢しないで良いよ」
「ぅ…や…」
抵抗を見せる悠仁に
「強情だな」
クスリと笑い
再度責めようとしたが
ドンドンドン
「あーけーろー!悠仁が居るんだろ?」
「…あいつ…」
「ポニーテール…」
重面がドアを鳴らした
「どうせまた悠仁とやってんだろ?俺も混ぜろ!」
ガチャガチャとドアノブが鳴る
「折角の良い所に邪魔だな」
チッと舌打ちする
「あいつ…」
悠仁が衣服を整え
ドアを開ける
「やっと開いた…へぐっ!」
バキィッ
ゴツッ
悠仁の拳が重面にヒットし
重面は吹き飛ぶ
「いちいちうっせーんだよ。お前」
「あー…死んでないよね」
そっと外を覗き
「…大丈夫そうだね」
勝手に自己完結した
「ハナミンを殺そうとしたあいつは別に生きても死んでても良い」
冷たく言い放ち
「先生お待たせ」
笑顔を見せる
「(ハナミンて誰だ?)ああ。じゃあ続きをしようか」
胸に触れようとするが
「そっちはもういい」
顔を真っ赤に染め胸を庇う
「あははっ!可愛いねえ」
頬を撫で
「もっと可愛い顔を見せて」
キスをした
「あっ!あうっ!…ん」
ずちゅっ
ずちゅっ
「あんんっ!ああっ!」
胡座をかいた夏油に又借り
夏油のペニスを受け入れ
揺さぶられる度に腰を揺らす
「あああっ!」
「悠仁、悠仁!」
悠仁の名を呼ぶ夏油に
「あっ!好きっ!せんせっ!大好きぃ!」
夏油に抱きつき愛を叫ぶ
「はっ!先生大好き!もっと欲しい!」
ひくひくとうねる内壁も夏油を淫らに誘う
「あっ!あうっ!」
前立腺を刺激され
精液で下腹部を濡らす
「悠仁」
名を再度呼び
舌を出せば
悠仁も舌を受け入れる
「んんっ!ん…」
(先生、先生大好き)
夏油の精液を受け入れ
「先生大好き」
刻み込むように呟いた
こんこん
「またか…」
眠る悠仁の頭を撫でていると
響くノックの音
「いい加減にしろ!悠仁の事を何だと思っているんだ!」
てっきり真人か重面だと思っていたが
「俺の大切な弟の1人だ。お前こそ悠仁を何だと思っている!」
「脹相、君か。勿論悠仁は私の可愛い生徒だ。君もね」
髪に触れ
キスをしようとするが
「俺は悠仁を迎えに来ただけだ」
夏油を押し退け
悠仁を抱き上げる
「あまり弟を1人にするんじゃない。変なのに絡まれているからね」
「お前もな。ご忠告だけは感謝する」
部屋を出ようとするも
「君も精液の補給が必要な筈だ」
腕を引くも
「いらない。自分でどうにかする」
腕を振り払い
「お前は悠仁だけ愛してやれば良い」
パタン
扉を閉めた
「それが出来ないからお互いに苦しいんだ」
胸を握りしめた
「夏油君の心がまだ残っているんだ」
ズキズキと痛む胸を押さえた
「ずっと君を想うだけでしかない」
「ん…あれ?俺の部屋」
目を醒ませば自分の部屋で
「起きたか悠仁」
部屋には脹相達も居て
「お前が私達の部屋に来ないなら」
「俺達が行けば良い」
朝食を用意し
4人でとる
「俺に気を使わなくて良いのに」
苦笑する悠仁に
「俺達はちゃんと自分達のしたいことしかしない」
「皆で食事をしたいからお前の部屋に来ただけだ」
「兄者の言う通りだ」
自分に笑いかける3人に
「ありがとう……ちゃん達」
聞こえないように呟いた
続く
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