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5-④
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「っ、ッ、言わせておけばぁああッ」
「玲二さん?」
「元凶はニキ、お前だろうがっ!!
俺がもう無理って言っても、お前が何度も挿れては抜かずに中出ししてくるせいだからなっ。
しかも声我慢したらしたで、口塞ぐのを出来ないように両手で押さえ込んでくるしッ」
「玲二さん、その辺で…」
「うるせぇっ、今日は言わせてもらうッ!
それに身体中噛むは、舐めるは。散々体弄くり回した後、なにが後ろだけでイクまで止めないだ。弱い所ばっかねちっこく狙ってよ」
「そろそろ止めたほうが」
「そんな事されれば少し触られただけで変な声が出るようになるのも仕方ねぇだろッ。後ろだけでイけたら、そしたら今度は乳首かよ!
近所迷惑だろうが、田中さんに注意されるのも全部…ん?全部…お前のせい、だか、ら……」
そこまで言って、瞬間的にヒュッと喉が潰れる
俺は何を言った?
何をぶっちゃけた?
冷や汗が体から一気に噴き出す
時が止まったかのように、しばらくの沈黙の後…
「田中さん、このように玲二さんも反省しているようですので」
「そ、そそ、そうだね。じゃあ、そ、そう言う事だから…安倍さん、あ、あの、ほどほどにね」
赤面しまくった田中さんが気まずそうにそう言って、役目を終えたとばかりに足早に去って行き
玄関の扉がバタンと、虚しい音を奏で閉まる
と同時に
俺はと言うと…
「さて、どうしましょう。ひとまず明日にでも皆さんに菓子折りを持って、お詫びに行きます?
『毎日声を抑えれないほど気持ち良くなって、ノリノリで喘いでいる安倍玲二です、気の済むまで殴って下さい』と」
「ーーーっ、うわぁぁぁあ、これも全部お前がッ、ニキのせいなのにぃいいいッ!
も……もうヤダ、引っ越す…
田中さんにも最悪な事言った。これからこのアパートに住んでいる人とも顔合わせれない…」
全身の力が抜け、ニキの支えが無くなると床にへたり込んだ
恥ずかしくて死にそう
今度会った時、どんな顔をしたらいいのか
いや、どんな顔をされるのか…
そう思っただけで、泣きたくなってくる
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