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「ヒロ、これちょっと恥ずかしいんだけど…」
「何で?いいじゃん。」
後から抱かれるように湯船に浸かる。
「今日さ、半休取って良かったよ」
ヒロの指が俺の腕を撫でて、行き着いた俺の指に絡まる。
「ゆうが、掃除してくれたり料理してくれたりする所見れたから。」
「そんなの…今までずっとしてた事じゃん」
「ん、ありがとな」
絡めた指を、ヒロがぎゅっと握る。
なんだか、抱きしめられるより官能的な感じがして体の奥がざわざわする。
「何か、今日優しいね」
ヒロの顔を見上げて言うと、ふっと笑う。
「いっつも優しいじゃん。」
「えー?」
えーって何だよ、とヒロが俺の体を引き寄せる。
お湯の中で触れ合う肌がくすぐったくて
背中に押し付けられてるヒロのものが
俺の衝動を煽る。
「ヒロ…」
「のぼせたら困るから、ベッドでしよっか?」
ヒロが、いつもみたいに意地悪く言った。
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