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膝が跳ね、腕を挟むように内股になる。
それでも、長岡の指はソコから離れない。
ローターが前立腺を擽り、玉に精液が溜まっていく。
「跳ねたらバレんぞ」
「ごっ、……め、さい……」
口では謝るが、だからと言って身体を自分の意思でどうにか出来るほどお利口でもない。
気持ち良い事を強請り甘える身体は、恋人の指をきゅっと食い締め離さない。
それどころか、もっともっとと甘えるばかりだ。
バレたら駄目なのに……きもちい…
どうしよ、
こんなの、癖になったら……
せめて息を整えようとするのだが、はっ、はっ、と犬のような呼吸しか出来ない。
前立腺を震わせるローターが気持ち良いからだ。
指も嬉しいから。
そんな言い訳を用意しても、長岡には本音が伝わってしまっている。
長岡の顔がそれを物語っている。
「このままイくか?
俺の、いらねぇなぁ?」
「やっ、ほし……ッ」
なんの為にコンドームを破ったんだ。
ここまで移動した。
セックスする為だ。
イケナイ事だと分かっていても、する為にここにいる。
挑発されていると分かっているが、子供のような反応をしてしまう。
だって、恋人ならここで終わり、とまた公園に帰る事だってする人だ。
結局は自分に甘いのだが、いじめにいじめられ、焦らされるのはもうキツい。
ケツもセックスをする準備が出来ている。
ゆっくりとソレを握り締める手を上下させた。
「せ、くす…しまっ、す……、ん、」
「セックスする?
そんなにココに欲しいのか」
欲しい。
大人なところだって見せたい。
よく出来たなって褒められたい。
「くださ…、い、」
見上げた顔の雄くささ。
「かー、せっくす、……は、…してください…」
あの目のギラギラ付き。
「俺の、あなる……お、おかし、てくださ…い……」
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