アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
Merry 〇〇Xmas
-
カーテンの隙間からこぼれる陽の光にくすぐられて、俺は目を覚ます。
ゆっくりと瞼を開けると、そこには気持ちよさそうに寝息を立てる光祐の寝顔があった。
今日も俺は、光祐とこれでもかというほど裸体を熱く交わしたあと、その逞しい身体に寄り添い眠りについた。
男二人、パンイチで抱き合いながら寝た。
だから必然的に、目を開けると無防備な顔がそこにあるという状態が生まれる。実に簡単だ。
数時間前の獣のような顔はどこへやら、子供っぽい寝顔についつい「可愛い」と心の声が漏れてしまいそうになる。
鳥のさえずりが、静かだった二人だけの空間に水を差す。
まさに「朝チュン」というやつだ。
光祐の部屋で一夜を過ごした俺。
一抹の名残惜しさとともに、慎重にムキムキの腕を解いていく。
なんとか起こさずに抱擁から抜け出しベッドを降りると、横たわる大男の全貌が顕になる。
ドでけぇもんを携えているくせにローライズのボクサーパンツを履いているから、ペールブルーの布が露骨に盛り上がっていた。
本当はあのまま抱き締められながら寝ていたかったが、
今日はあいにくの早番で、しかも待ちに待ったイブの日に出勤。全くもって憂鬱だ。
光祐は休みがとれたらしく、いつもなら起きている時間の大男は、今もまだ艶かしい裸をベッドに預けている。
俺はひとしきりそいつの顔を見つめてから部屋を出ようとすると、ベッドの方からガサゴソという音が聞こえてきた。
「イト…?」
「悪ぃ、起こしちゃったか?」
「いや…、ちょうど目が覚めたとこだぜ」
顔だけ向けて話しかけていたが、その大きな身体を起こしあぐらを組む。
股座の見通しがよくなったおかげで、奴のちんこの巨大さがより際立つ。
「はよ…今朝も、マンモスみてぇなかっけぇデカチンだな…」
「お前には負けるよ」
寝ぼけ眼のまま、ニッと歯を出して微笑む光祐。
今日も朝から清々しくセクハラ発言を飛ばしてくる。
お前の方こそマンモス級だよ。と皮肉を言ってやったがそれを否定することなく、光祐は嬉しそうに口を開く。
「イトのお尻が栄養満点だから、ここまで大きくなったのさ」
はいはい。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
43 / 57