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最終的な気持ち
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うん…、多分僕は瑛兎が好き、瑛兎が好き、瑛兎が好きなんだ……もはや呪文のごとく唱える。
正直もう眠くて仕方ない。
それでも鉛が張り付いたように重くなった足を精一杯に動かして学校まで行った。
「あ…、瑛兎……お、おは…」
瑛兎かきたのを見て挨拶しようとしたら、ガンスルー。え?ちょ?………は?
今のはイラっとしたぞ、律くん。
せっかく勇気を振り絞ったのにその態度、
ああ、イライラする。子供か。子供なのか。
保護者というよりお前は赤ちゃんだったのな、
へーへー…へえ?わかったよ。
お前がそういう気なら僕だって…っ!
____
駄目でした。今日一日中気になってました。
…あれ、今日……1秒たりとも先輩のこと…考えてなかった………ぼ、僕は無罪だ!(?)
宇河先輩に対する気持ちが何なのか少しわかった気がする……。
…なんて1人で言ってても虚しさは残る。
もう嫌だ、瑛兎嫌い大嫌い。
うそ、本当は好き、なんだけど…。
苦しい寂しい。また呼んでほしい。
律って言って微笑んで欲しい。
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