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え…みんなそうなのか?
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あ-…
駄目だ… ねれなかった…。
考えちゃって。
どうしたらいいんだよ。
断ったらこの関係崩れるの?
そんなのやだし…
「いってきま-す…」
どんよりとした空気を出しながら
僕は家を出た。
いつもなら瑛兎を起こしに行くところ
だが,今日はそうはいかない。
どうしたらいいものか… 。
う"-ん… 。
「おっはよ-律!一緒に行かね?」
トンッと肩を叩かれ,そう言われて
振り返ると翔汰がいた。
登校途中に会うってすごい偶然。
翔汰に瑛兎の事を相談しようと思ったが…
駄目じゃん…… 。
あいつがホ…ホモだってバレるし。
避けられちゃうもんな。
「どした?顔色悪いぞ?なんかあった?」
僕が黙り込んでるからか,心配してくれた。
嬉しい…けど 今はそれどころじゃ…
ないんだよなぁ。
「うん…ダイジョウブダイジョウブ」
もはや大丈夫という言葉がカタコトに
なるくらい焦っている。
全然大丈夫じゃない。頭を悩ましていると
翔汰は
「あ-..まあなんかあったらいえよ?
聞くからな-?」
という優しい言葉をかけてくれた。
本当優しいんだな。
「そいえばさ-..俺 実は 好きな人が
いんだよね-... 」
翔汰がそんな事を言った瞬間,
僕は漫画のように飲んでいたジュースを
ブッと吐き出した。
むせていると翔汰が背中を撫でてくれて
やっと落ち着いた。どんだけ僕
わかりやすいんだよ… 。
「うん…それが?」
聞き返す。すると翔汰はやんわり微笑んで
「あのね .. 男なんだ」
と何も悪びれずに言った。
え…翔汰も…ホモ?
なんでこんなにホモ多いの?流行ってるのか?
頭の中がぐるぐる回った。
あ…駄目だ倒れる …
もうすぐ学校につく…のに。
僕は耐えられず
その場に倒れこんでしまった。
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