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そして。
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「…律?おい,小金。どういうことだよ」
瑛兎の敵意は翔汰に行く。
見えない火花が僕には見えてくる…;
「こ-いうこと?」
悪戯な笑みを見せて僕に近寄って
挙げ句の果てに………
キスされた。
〜〜〜ん⁉︎⁉︎
吃驚した。いや、そりゃあねぇ。
吃驚するよね普通。
"恋人"なんだから断るわけにはいかない。
それに、断ったらなにするか…。
キスされつつも冷静に考える僕。
すっごいね、僕。
そしてようやく離してくれた。
瑛兎は頭にびっくりマークを浮かべ
こっちを黙って見ていた。
そして口を開く。
「……よくわからないけどよかったじゃん、
お幸せに、それじゃあ俺帰るね?」
と微笑んで1人で帰った。
よ、よ、よかった…⁉︎
なんか複雑……。もっと、なんかこう……
悲しんでくれると思ってた。
なんか、少し胸がチクリとした。
翔汰は"ふ-ん?"と言って
口角をあげた。
なんか楽しそう…⁉︎
「ど、どしたの?僕達も帰ろ、?」
なんか怖かったので逃げるようにそう
僕は言った。
「…瑛兎クン、ちっとも悔しがらなかった。
つま-んね 。まあいいか…楽しい事しよ」
なんて翔汰はそうボソッと言ってたけど
その時の僕にはただただ、翔汰は
僕が翔汰に取られて悔しがっている瑛兎を
見たかった、っていう意味だと思っていた。
そして少ししてやっと帰る気になったらしく
2人でいつも通りのように帰る。
なーんだ、恋人っつてもそんな、恋人
らしいことはしないんだ?
と思い、ホッとしていた時のことだった。
「ね、律。ここはいろ?」
ニヤァッと笑って指差す先は
よくありそうな ラ ブ ホ 。
は……はぁぁぁ⁉︎
「い、嫌だ‼︎嫌だ‼︎‼︎」
駄々をこねているうちに
ひ弱な僕は翔汰にひょいっと
お姫様抱っこされてつれていかれた。
ど、どうなるの…僕……ッ。
________________________
作者より
R-18にはしないようにするので
ゆるゆるが好きな方はご安心ください 笑()
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