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ヤキモチ
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あれからずっと僕と瑛兎についてくる広菜。
広菜が絡んでた女の子達とも距離を置いて
ずっとこっちにくる。
本人曰く、『女子のグループだッるい』
だそうだ。
まあ...いいんだけどさ。
いや…いいのか…?
なーんか...僕のこと好きって言ってくる割には瑛兎と話してる気がするんだけど...。そう思うのは僕だけ?
「どーした?」
僕たちがトイレにいるときだけは、広菜は勿論いない。
だから、このタイミングで聞いたんだろう。
「...んー...瑛兎となかなか二人で話せないし、つき合ってるっていってもなかなかそんなことできないなー...って」
ボーッとそんなことを言った。
すると瑛兎はニヤ-ッとして、
「じゃあ家に帰ったあと…いちゃいちゃする?」
と僕に言った。
…テ、テレるけど、その時間しかないし…
この時くらいに素直にならないと…
きっとで、できないし…
「う、うん… ?」
なんか恥ずかしくなって
曖昧に返事をした。
慣れてないんだから仕方ない…よな?
「ふはっ,なんで疑問形なの,律おもしろ」
ケラッと笑って僕の頭をくしゃくしゃ-っと手で
撫でて
「教室、戻ろっか?」
と瑛兎は微笑んで言った。
結局、するのか…な ?
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