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泣き落としてみせます。
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結構強く腰を床に打ち付け、痛みに悶えている俺の上からギラリと光る視線が一つ。
腕を組んで俺を見下げる悠貴兄の瞳に怯える俺。
可愛い弟が帰ってきたと言うのに、なんて酷い目で見つめてくるの。
あぁ、そんな軽蔑した目で俺を見ないで!!
でも負けないよ。俺の愛はそんな可愛らしい瞳では潰せないんだから。
これから思い知らせてあげよう。
「ただいま悠貴兄」
床にぶつけた腰を撫でながら、こんな痛みなんてなんでもないという風に最高の笑顔を悠貴兄に向けた。
この笑顔で落ちない奴は居ない。
全寮制男子校でモテまくりの俺の笑顔は宝石だと言われているんだ。
カーテンの隙間から零れる日差しで更にこの笑顔はキラキラと輝くだろう。
「お帰り変態。朝からキモイ笑顔見せんなよ。目覚めが悪くなる」
「……」
「お前誰の許可を得て俺の部屋に入って来たんだ。その股にぶら下がってるだらしないブツを捻り潰してやろうか?」
「……」
負けるな俺。俺の愛はこんな言葉では負けたりしない。
「黙ってないで言い訳でも何でも言ったらどうだ?」
「グスン…」
「あ…….いや、あの」
「うっ…」
さあ、落ちたまえ!俺の泣き落としで絶対セックスに持ち込んでやる!!
「あの、悪い…兄ちゃん言い過ぎた」
ふふっ。さすが純真無垢な悠貴兄。初エッチの時に此の手で騙されたのに疑いもしないなんて可愛いにも程があるよ。
これだから悠貴兄は俺に喰べられちゃうんだ。
オロオロしている悠貴兄に泣き真似をしながら抱き着く。
よしよしと俺の頭を優しく撫でる悠貴兄の手を掴んでそのままベッドに押し倒した。
「ま、また俺を騙したな!?」
「騙してないよ。ほら、涙…出てるだろ?」
正直に言うとかなり傷付いた。
大好きな兄にキモイとか言われたら俺のピュアなハートに穴が空くじゃないか。
この通り、傷付いた俺の目からは涙がホロリ。
「…もう瑞貴の言う事なんか信じねぇからっ、んぅ!?」
煩い口を俺の唇で塞いで舌を滑り込ませた。逃げ回る悠貴兄の舌を追い掛けて捕まえると舌を絡ませて貪る。
歯列をなぞり、上顎に舌を這わせると悠貴兄の腰が揺れた。
「ん、は…みず、き…やめっ」
悠貴兄の鼻から抜ける甘い吐息に俺のペニスは既にギンギンだ。
ぴちゃぴちゃと態と音を鳴らしながら唇を味わうと寝巻きのスウェットを捲り上げる。
俺の激しいキスで悠貴兄の目は虚ろだ。抵抗する気も起きないのか簡単におっぱいが拝めた。
心の中でいただきますと呟いて、ぷっくりと膨れ上がった悠貴兄の乳首にかぶり付いた。
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