アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
優貴にバレてしまいました。
-
あー、ダメだ。嬉し過ぎて笑ってしまいそう。
本当、悠貴兄は可愛いなぁ。
これで好きって言ってくれたら万々歳なんだけど、そうは上手くいかないのも悠貴兄なんだよな。
さぁ、どうしようか。
「悠貴兄、大丈夫?」
「っ、今更」
「ありがとう。……大好きだよ、悠貴…」
耳元でそう言うと、悠貴兄の肩がピクっと震えた。
…そうか、悠貴兄はこれがダメなんだ。
「悠貴、好き」
「んっ、何だよ、早くしろっ」
ぶはっ!!
やばいやばい。イってしまいそうになったじゃないか。
背中に回されている悠貴兄の腕かぎゅっと強くなった。
して欲しいと言わんばかりの潤んだ瞳で見つめてくる悠貴兄に我慢出来ず、激しく中を突いてしまった。
「ぁああっ!!……も、もっと…ゆっくり、しろっ」
良かった。今度は気絶しなくて。
「していいの?」
「も、もう…中、入ってるっ」
「うん、そうだよ。悠貴兄の中には俺のペニスが入ってるんだよ」
「う、うるさ、ぁあ…んっ!!」
腰を動かせば可愛い悠貴兄の声。
快感に歪んだ顔は堪らない。俺の息子で感じてくれている。
俺の動きに合わせて悠貴兄の身体が揺れている。
「悠貴、気持ちイイ?」
「ふっ、ん、キモチ、イイッ!」
大きな瞳からポロポロと涙が零れ落ち、頬を伝ってシーツに滲んだ。
目元に唇を寄せ、舌で涙を掬う。
悠貴兄はどこもかしも甘くて、全部食べ尽くしてしまいたくなる。
目尻から頬へ、頬から耳へと唇を移動させ、耳朶を甘噛みしてみた。
「ひぁっ、あ、やっ!も、やだ」
耳朶の裏に舌を這わせて下から上へと舐め上げる。
「悠貴、愛してる」
熱を含み、掠れた声でそう言えば、悠貴兄の後孔が俺のペニスを締め付けてきた。
あ、やべ。もう出る。
「……兄さん達、ナニしてるの」
「「え」」
出そうで震えた俺のペニスは、優貴の登場によって不発に終わってしまった。
「ナニをしてるのか聞いているんだが」
青褪めていく悠貴兄の顔。
冷や汗が噴き出す俺の身体。
暫く見つめ合い、ギュッと悠貴兄が目を瞑った。
「あ、あの…」
悠貴兄が俺の身体を抱き寄せ、身体を密着させる。
「お、俺が誘ったんだっ!だ、だから…瑞貴は…悪く、ないっ」
「……え?」
嘘だろ?
悠貴兄が、俺を庇った?
「だ、だから…この事は母さんには…言わないで、欲しい」
「……悠貴兄さん、自分が何を言っているのか解っているのか!?」
「解ってるよっ!だから、出て行ってくれっ」
「っ……わかったよ」
パタンとドアの閉まる音がして、優貴が出て行った事がわかると、悠貴兄はキッと俺を睨み付けた。
「…せ、責任取れよっ。この変態鬼畜ヤロー」
「は、悠貴…」
「わ、解ってんのかっ!!」
「はいっ!この身体全部で悠貴兄を愛する事を誓いますっ!!」
「な、なら…よろしい」
顔を真っ赤にしてぷいっと外方を向く悠貴兄に、俺のペニスはぐんと膨張した。
今回のお忍びエッチは不発に終わってしまったけれど、悠貴兄が「また今度」なんて可愛い事を言ってくれるもんだから、仕方なくペニスちゃんを仕舞う事にした。
早朝に起こされて眠たかったのか、悠貴兄は直ぐに眠って、俺はその隣で悠貴兄の匂いを嗅ぎながら一発抜かしてもらい、柔らかくて小さな悠貴兄の身体を抱き締めながら昼まで眠りについた。
悠貴兄、大好きだよ。
「ん、俺も……」
めでたしめでたし。
では終わらなかった。
クソ!優貴め、母さんにチクリやがって!!
冬休み中は悠貴兄といちゃこらする予定だったのに、優貴が母さんにチクったせいで俺はまた寮に送り返されてしまった。
ーーーーー
「なぁ、お前…これ誰に使うつもりで、ナニをしようとしていたんだ?」
寮に帰ると、俺の鞄を漁っていた友人Aが、大人のオモチャで遊んでいた。
なんだこの光景は。
人の物を勝手に使うんじゃないよっ!!
「あん、ヤダッ!瑞貴ちゃん見てるぅーっ」
「お前らがナニしてるんだよーっ!!」
クソ、今度は新しいオモチャで悠貴兄をメチャクチャにしてやるからなっ!!
END
お粗末様でした。
To be continued?
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
4 / 4