アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
3 ,ガッチさん
-
《キヨside》
俺は今日、ミスをしなかった。
だから、殴られることも無い…はず。
先「キヨぉ」
「はいっ!」
先「お前、部活終わったら部室残れ」
「え、あ…はい!」
俺1人残る事への不安が募る。
これじゃ、もし殴られても誰にも見られないから。
『き、キヨ…なんかやばいんじゃ…』
「…大丈夫!」
にかっと笑って仲間を安心させようとした。
そんな俺の名前を呼ぶ声がする。
ガ「あ、キヨー!放課後時間あるー?」
「ガッチさん!俺今日ちょっと残るから、その後でいいなら大丈夫!」
ガ「了解!待っとくよ」
少し遠い距離だから、声が大きくなる。
すると、顧問が俺にぼそりと指示する。
先「…今日は無理だと言え」
「え、なんでですか…?」
先「言え!」
「…っ」
「ガッチさん…俺、やっぱ今日、無理かも!」
ガ「…?」
ガ「そーか!わかった!」
ガッチさんはそのまま校舎の中へ入っていった。
…なんで、だめなんだろう。
わからないけど、顧問には従わないと…。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
3 / 5