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孤独な一週間
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陸「ぅ、はぁ、はぁ」
締め切ったカーテン
ベッドの上
陸「ぅ…ッン、はぁ…」
微かに震える手で握った自身の性器は情けなく濡れている
硬いベッドで横になったまま
本能のまま発情をやめない体を自ら慰めていた
陸「ん、ん…」
いくら擦っても足りない
芯に届かない
悔しくて情けなくて涙が滲んだ
わかってる
本当に触りたいのは
ここじゃない、もっと別の
深い部分
陸「…」
だけどそれをしたらもう戻れない気がして
自分の性を認めてしまう気がして
陸「…………クソ、たれ」
カーテンの隙間から漏れる白い光を見つめて、誰に当てるでもなく呟く
そして現実から逃げるように、ぎゅっときつく目を閉じた
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