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風邪
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ピッ、ガタンッ
自動販売機の取り出し口からミネラルウォーターとポカリスウェットを取り出す
釣り銭の取り出し口から40円を取り出すことも忘れなかった
陸「風邪ひいた時はポカリ飲めって言うしな」
頼まれてはいないが、ついでにと購入したポカリスウェット
あの巨体に、ペットボトル二本で足りるのか
そんな事を考えながら廊下を歩く
陸「そういえばあいつ、マスクしてたな」
マスクをしているという事は、風邪をひいているという自覚があったのだろう
自覚があるのに学校に来るとは、阿呆な奴だな
一年生「あっ高橋先輩」
一年生「体調良くなったんですね!」
廊下を歩いているとバスケ部の後輩達が駆け寄ってきた
陸「おかげさまで。部活出れなくて悪かったな」
一年生「ほんとっすよ、先輩いないとやりがい無いっす」
陸「お、言うねえ。純平に言っとこ~」
一年生「あっ!嘘っす!今のナシ、取り消してください!」
一年生「あははは」
部活の後輩達とは冗談が言い合えてとてもいい関係だ
もちろん、互いに礼儀が基盤にあってのこの関係
居心地がいい
後輩達と適当に戯れた後、ペットボトルを片手に持ち直し保健室へ歩みを進めた
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