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陸「うける」
恭二郎「笑い事じゃないすよ」
相変わらず赤いままの顔で息を乱しながら笑う先輩にため息がこぼれる
多少は先輩の気を紛らわせる事ができただろうかと、へらりと緩む横顔を見て思った
陸「けど、捨てずにちゃんと持ってんだ」
恭二郎「あんなメッセージ入りじゃ、捨てづらいじゃないスか」
相変わらずクスクス笑っている先輩についムキになって言う
結局しまい込んでそれきり、今日の今日まで存在すら忘れていたのだが
陸「あーあ、笑ったら眠くなってきた」
恭二郎「っス、ベッドそのまま使ってて良いですよ」
陸「ありがと……」
そう呟くと先輩はコロりと眠ってしまった
眠っていても、顔は赤く苦しそうであった
浅い寝息を立てるその人を俺はしばらくの間じっと眺めていた
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