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放課後ー雀夜視点ー
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やっと、やっと会えた。
大好きな桐生。
やっぱりあの時と変わっていない。
俺はホッとした。
「桐生、帰らないのか?」
「うん、もうそろそろ来るはず……あ、きた!おーい!秀ー!」
秀か、別に嫌いではない。
でも桐生と俺が仲良くするには少し邪魔だ。
まぁ、向こうもそう思ってるからお互い様だろう。
「ごめーんきー兄。遅くなっちゃった…待った?」
「ううん。大丈夫だよ。いつもありがとね。」
桐生が秀の高い位置にある頭を撫でた。
秀は桐生に撫でられるととても幸せそうな目をする。
なんか今ドヤ顔でこっち見てなかったか。
「あー!秀ずるい!桐生ー!俺も俺もー!」
割り込んでやった。睨んで来やがった。
あー。ブラコンって怖いわー。
「え?雀夜も?いいよー。」
やっぱり桐生に撫でられるのは気持ちがいい。
仕返しにドヤ顔で秀を見てやった。
秀、普段と全然違う目してやがるな。
傷がある方もあいてるってことはかなり怒ってるな。
「あ、秀ー?」
「んー?なにー?」
一瞬にして目つき変えやがった。
すげぇ。
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