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①mbky ★R18 誘拐
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「」←セリフ
()←心の声
名前のある方は「」の頭に頭文字振ってます。
モブなどは「」のみです。
違和感ありますがよければどうぞ。
----午前2:00----
実況動画を撮り終えた頃。
k(お腹空いた…)
冷蔵庫を開けてみると当然のように綾鷹ばかりで求めている食料がない。
時間も時間で出前等も頼めず重い腰を上げて近くのコンビニへ行くことを決意する。
k(めんどくさいな…でも歩いて5分だから…行こう…)
身長のせいで目立ってしまうのでせめての変装としてマスクと眼鏡をかける。最低限スマホと財布だけを持って行く。
----午前2:15----
家を出る。
辺りは人気がなく、秋の風が冷たく頬を撫でる。
k「うぅ…さむっ…」
思わず寒さに身震いし本音が声に出る。
深夜の人気のない道は不気味ではあるが、不思議と思考がクリアになり言葉で的確に表現はできないが嫌いではないとでも表現しておこう。
寒さにも慣れてなんだか気分が晴れてきたので散歩がてらあえて少し遠くのコンビニに遠回りをしながら行くことにした。
それが最悪の始まりになることを知らずに。
少し遠回りしすぎたせいもあるが見慣れない道にでてしまい少し戸惑い立ち止まっては地図アプリを確認し、目的地を目指す。
行く先々には道路の端に休憩中の車や路駐している無人の車があったりなかったりで特に怪しいとも思わず何の警戒もせずただ目的地だけを目指す。
何とか目的地に到着し、余計に動いたので更にお腹が減りお弁当、スイーツなど買う。
ここから家に帰るのが面倒になり気分に任せて歩いたことを少し後悔しながら帰路を辿る。
先程とはあまり変わらない景色。
現在午前2:30少し過ぎた頃。
辺りは相変わらず人気がない。
お腹も空いて少し疲れてしまい、なんだか眠くもなってきて早く家に帰りたいと思いつつも力が出ず、とろとろ歩いて帰る。
k「ふぁっ…あー…」
欠伸がでて脳の酸素不足を知らされる。
帰路が長く感じる。
集中力が切れてきた時、急に目の前に大きなバンが目の前に止まり、反射的にぴたっと止まり目を丸くする。
轢かれそうになって初めて自分の不注意に気付く。
すると突然バンの横ドアが開かれ、見知らぬ男が数人乗り合わせてる中、2人の男に手を引っ張られ何がなんだかわからず怖くて声も出ない。体は硬直したままで抵抗する余裕もなくすでに腰が抜けてしまい呆気なく車に引きずり込まれてしまい、車の扉が閉められ恐怖で放心状態になった自分と見知らぬ男たちを乗せて車は走り出してしまう。
k(…え。と…待って…どうしよう。どゆこと…?)
力無い抵抗も虚しく腕を抑えられ足も抑えられ、身動きも取れない。手錠やらなんやらガチャガチャと無機質な音を立てながら腕が拘束される。メガネもマスクも剥ぎ取られている。
_殺される。_なぜだかそう思った。
わけもわからず死ぬなんてごめんだ。
そう思った時やっと声が出る。
k「ちょっ、待って、くださいっ、あの、誰ですか?」
パニックで上手く声は出ず、全然どうでもいいのに誰ですか?なんて聞いてしまう。
「あはは!怯えてて可愛いね!」
「動画でみるのより整ってるわ!」
「実物すげー。」
絞り出した誰ですか?には誰も答えようとしてくれない。まあ愚問だったことは理解し、もう一度声を絞り出す。
k「あの、俺、これから、死ぬ、?」
「え?死ぬ?」
「なんか勘違いしてない?」
「ねえー泣きそうになってるよー笑」
「まぁ、どうなるかはお楽しみだよ!キヨくん!」
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