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mbky 2※
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点滅したライトに男はチラチラと照らされる。
ティーカップを片手に紅茶を嗜んでいた。
「ふむ。ミルクティーが冷めてしまった。」
そう言うとタバコに火をつけて部屋に煙が充満する。
タバコは苦手だ。臭いが嫌でベッドに鼻を埋める。
「すまないね。タバコは苦手か。」
そう言うと灰皿にタバコを押し付けて火を消す。
「さて、そろそろとりかかるとしようか。」
k「え….やだ!!こないで…」
「まだ何もしていないじゃないか。いきなり君を痛ぶっても私の芸術は完成しないんだ。始めにメイクをしてもらわなきゃ。」
そう言い、男は黒のリップスティックと筆のようなものを用意し、自らにはシャネルの香水を吹きかけていた。
全くもって不可解な行動だった。
「私はね、どんなことをされても笑っていてほしいんだ。だからこのリップで口角を描くんだよ。」
先の潰れたリップだった。こうして色々な女性にメイクをしてきたのだろう。
「この筆はアイライナーといってね。水に弱いタイプなんだ。涙は透明だから色んな色を付けていって君に合う色を研究していこうと思うんだ。リップもね。明日は赤にしてみよう。」
そう言うと男はカッターを取り出し、浅く首に切り傷を入れた。
k「いっ…っ」
「安心して。死なないように浅く切ってるから。」
k「はぁ、はぁ、なんで…?」
怖くて過呼吸になる。
「君の中がまずどんな色をしているのか見せてもらわないと。うん。赤黒いなぁ。良いぃぃ色だ!!!」
男のテンションが上がる。
さっきまでの落ち着いた様子と違い、興奮している。
狂っている。改めてそう感じた。
怖くて声も出なくなる。
「あぁ、美しい!!この色は私の好きな色なんだ!!もっと見せてくれるかい??!」
そう言うと服を脱がし始めた。
k「あっ、やめっ…」
男の目が大きく開いてギラギラと光を放っている。
「私の邪魔をするな!!!」
k「ひっ…」
怖くて抵抗ができず、黙って男の言うことを聞いた。
この男が眠りについてから逃げようと決心する。
足を開くように指示され恥ずかしながらも脚をゆっくりと開く。
「毛が薄くて助かるよ。無駄な処理は省きたいからね。内股なんて真っ白だ。ここを切れば絵になる。」
そう言って内腿の一部に切り込みをまたいれられる。
痛みはあるが我慢できる程度だ。
「はぁ、いい。シーツに血がついていけば良い絵ができるに違いない。そのまま動かないでくれ。」
全裸で脚を開いて黙ってるが、物凄く恥ずかしい。
しかし、今逆らえば今度こそ殺されそうと思い。黙ってやり過ごす。
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