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男は大きなリボンを取り出す。
プレゼントの箱のようにくるくるとリボンで飾られる。
男は試行錯誤し、結んでは開いてを繰り返す。
「そうだ。右腕を右脚に絡ませてくれないか?足首を掴むんだ。」
k「…こ、こう…?」
「あー。そうだ。それでいい。そうかそれだけでいいんだ。」
何だかよくわからなかったがやっとポーズが決まったらしい。余ってる腕は胴体にぐるぐるとリボンで巻かれる。
そうこうしているうち濡れた体が乾いてきて寒さと何をされるかわからない恐怖で鳥肌が立つ。
男の手にはカッターが見える。
またどこか切られて勝手に騒がれるのだろうか。
それとも今度こそ…。
身体が小刻みに震える。怖くて男から目が離せない。
「まだ殺しはしないよ。良い子でいればね。ほら、じっとしてないとザクッといってしまうよ。」
k「はぁ、はぁ、っ…」
息が上がる。震える身体を必死に落ち着かせる。
カッターで試行錯誤したリボンを切って少しづつプレゼントを開けていく。
「芸術とは工程が必要なんだ。やっとリボンで飾ったと思えば一瞬でそれを崩していく。これが快感なんだよ。」
この男の考えてることは本当に掴めない。
雲の方が掴めそうだ。
身体の震えを抑え込んだせいか、反動でビクンっと跳ね上がってしまい、胸元が切れてしまう。
k「あっ…」
「だから言ったのに。まぁ、ちょうどいい。切れた場所がそこで良かった。」
指で切り傷をなぞられる。
胸元から出た血を塗り広げて何かを書いている。
「なんて書いたか当ててごらん。」
k「うぅ…イ、イート…ミー?」
「正解だ。ete meの意味は?」
k「わた、しを…たべて…」
「なぜこう書いたかわかるかい?私はある作品の世界観が好きでよく見ているんだが。」
k「…あ、アリス…」
「excellent」
再び男はカッターでリボンを切り開く。
リボンが臍まで切れた辺りでカッターの刃がまた胸元に戻ってくる。
刃が当てられ、そこから一直線に臍上まで線を入れられる。
k「っ、!はぁ、いたっ、」
「傷は浅いんだ。落ち着きたまえ。」
また出てきた血をインクのように指でとってはシーツにぬぐりつけたり、身体に塗り広げたり。
一体何が見えているのか。何を描いているのか。
傷口がズキズキと痛む。
全身の脈がドクドクと波打っている。
腰と腕が繋がったリボンを切られ、自由になった手を男はつかみ手の平にカッターを突き立て勢いよく切られる。
k「っだぁっ、!!!」
「手は神経が張り巡らされているからね。」
すると男はモノを出し切った手の平にモノを当てる。
k「ひっ、!っつ〜〜〜〜〜っ!!」
「その手で私をイかせてくれないか。」
k「っいたっ、!」
傷ついた手で男のモノを握らされる。
モノを扱くと赤く塗られていく。
それを見て男は満足そうにしている。
痛い。けどやらなきゃ殺される。
顔を歪ませながら懸命に言われたことに従う。
下唇を噛み、手の痛みを和らげる。
目尻が湿ってきた。
耐えろ。耐えろ。と身体に言い聞かせる。
k「ん゛っ、ぐぅ…っ、」
「ほら。もうすぐだ。頑張れ。」
痛みで手の平が麻痺してきた。
上手く動いてくれず、あともう少しなのにと泣きながら手を動かす。
k「うぅ…ひっ、いたぃ…」
「仕方ない。少し手伝ってやろう。」
そう言うと扱いてる方の手首を掴み無理矢理動かす。
k「い゛やっ!!い゛たい、痛い!!!」
「はぁ、出すよ。」
傷口のある胸元にドプリと男の欲が吐き出される。
その液を男は傷口に刷り込むように塗り回した。
k「うっ、い、たいっ…」
「こんなので泣かれては困る。明日はもっと君の叫びが必要なんだ。」
まだこの男の活動は続くようだ。
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