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mbky11 ※
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月の光が背中を照らされ光を反射させる血が光って見える。
「いいアングルだ。」
男のモノがズブリと入り込んでくる。
背中の傷口をグリグリと指が責めたてる。
k「い゛や゛あ゛っ!!!」
「良い悲鳴だ。もっと聴かせてくれ!」
k「あ゛あ゛っ〜〜〜っ!!」
昨日の手の平など比べ物にならないくらい酷く痛めつけられる。
あまりの痛さに自然と涙が溢れてくる。
閉じることのできない口からは唾液が流れ出てくる。
k「ひっ、ぐぅっ、あ゛っ、」
淹れられたミルクティーが沸騰しそうなくらいナカが熱い。
細い腰を爪が食い込むまでがっしりと掴んで離さない。
どこもかしこも痛くて壊れそうで石造りの床にボロボロになりそうなくらい爪を立てて耐えるしかなかった。
k「あ゛っ、!はぅ゛っ、ん゛っ、」
「あぁ、いい。イきそうだ。もうすぐだ。完成が見えてきたよ。楽しみだ!もっと私を楽しませてくれ!」
k「あっ、や、こわ…い゛っ、やだっ!!!」
完成ということは死期が近づいていることを暗示している。どうにかここから出なくては。屋敷の地下で見せられたあの光景が脳裏によぎる。
「受け入れろ!私の芸術を!!」
これでもかと言うほど奥へ奥へと男の欲望がドロドロと中に吐き出されていく。
ミルクティーと血にまみれた欲望が泥水のように溜まっていく。
溢れ出た涙と涎は石の床に吸収されることなく水溜りのようになっていた。
まるで雨上がりのようだった。
ズルリと抜かれた尻穴から泥水が溢れ出し、内腿を伝って床に堕ちていく。
砂時計のようにゆっくりと時間をかけながら。
こんなふうにゆっくりと苦しみながら殺されていくんだろうか。
飾られた女性たちの顔がどれも苦悶の表情だったのを思い出す。
今日「は」お終い。
明日か、明後日か。死神が背後で笑っている。
あと少しだと。振り下ろしたくてたまらない鎌を背中に背負っているように見えた。
「今日は良い出来だった。最高だった。こんな日には赤ワインを飲もう。」
この死神のような男は几帳面で慎重でこだわりが異常に強い。
痛みと気持ち悪さに支配されながらも頭の端っこにはやけに冷静な自分がいた。
こだわりが強い。着眼点はここだ。これを崩せばこの男は怒り狂ってどうにかなるのではないかと思った。
食卓には暖炉がある。
寝室のライター。
正直賭けにでるようなものだがこれくらいしか思いつかない。
明日までに助けが来てくれればいいが…。
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