アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
mbky14 ※
-
氷とは違い自然と熱で溶けてくれず、違和感が中で蠢く。
なんとも言えない違和感に身体が蝕まれていく。
「すまないが手は動かしてほしいな。」
k「ふっ、うぅ…」
尻の違和感と戦いながら必死に手を動かす。
男はゆっくりとガラス玉を取り出しては詰め込んでくる。
k「あっ、も、入んなっ、い、からぁっ!」
「まだ3つ目だがね。半分も入ってないよ。」
k「んやぁっ!はぁ、んっ!」
異物を押し出そうと自然に力が入る。
男はそれを阻止しようと指で蓋をしながらガラス玉を挿れていく。
k「んあっ!くる、ひっ、」
壁に仰反る背中を支える。
脚がピンと伸びてベッドに釘のように刺さる。
余ってる手は飛んでいきそうな意識を頭に押し込むように手の平で額をぐりぐりと押したり目を覆ったり不思議なくらい動いて見せた。
k「はぁっ、はぁっ、あ゛、ぅ〜〜〜〜っ!!」
「手が面白いくらい動いているね。イきたいのかな?」
違う。そうじゃない。嫌だ。やめてくれ。と思っているのにコクコクと縦に頭が揺れる。
k「あ゛っ〜〜、いやだっ、やめ、てっ!!」
男は自身を扱いてる手を払い除けガラス玉を鈴口にグリグリと押し当ててくる。
k「やっ、やっ、だめっ!!そこっ、でちゃう!!」
「何が出るのかな?」
k「あ゛っ、あ゛っ、〜〜〜〜〜〜!!!!」
精液とは違う透明の液を勢いよく吐きながら孔からポコポコとガラス玉が産み落とされる。
「男でも潮吹きはするものだね。ガラス玉あと1個だったね。惜しかったな。」
k「あ゛っ、はあ゛っ、も゛むりぃ゛…」
全身の力が抜けて身体がビクビクと跳ね上がり痙攣している。
「ふはは!いいね。おもしろいよ。そうだ。頭部を切断してもしばらく身体は痙攣し続けるんだ。少々君を解体するのは勿体ないがね。もう楽しみだよ。なんだ。もう少しめちゃくちゃやりたかったのに…こんな時に…っ、はあ、あーーー!仕方ないなぁ…一つだけいいだろ?すぐ終わるから。」
すると男はキヨの肩を思いっきり噛み千切った。
少しと言えどふわふわとした身体に雷が落ちようにビリビリと強い電気が流れる。全身が固まって力が入る。
k「あ゛あ゛あ゛ぁぁあ゛あ゛っ!!!」
食いちぎった肩の血を吸血鬼のようにすすり飲む男に再び恐怖心が芽生える。
この男は恐怖心のコントロールが上手くできる。
和むような態度で気が緩んだところを肉食獣のように牙を剥いて根こそぎ恐怖に変えていく。
そうか。俺が単純だからか。この男が恐怖心をコントロールできるんじゃない。俺自身がこの男に呑まれるように油断を見せているからだ。
血抜きでもするかのように男はまだすすっている。
k「っ、はあっ、あ゛っ、」
ズキズキと痛む。
自然と溢れる涙に視界を覆われて水中にいるようだ。
「はぁー。これでいい。私としたことがメイクも忘れているじゃないか。いや、この子は自然のままが美しいのかもしれない。そのまま飾るか迷うなぁ。あぁ。わかってるよ。今行くから。」
水中で考えた。
この男は誰と会話しているんだ。
多重人格者か。
幻聴と会話しているのか。
一体どうなっているのだろうか…。
ドクドクと流れる血を止めようとその辺にあったシーツを使ってギュッと抑える。
貧血にでもなったのだろうか。
そのままベッドに横になり、いつのまにか眠ってしまった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
39 / 97