アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
fjky えくぼ
-
こんにちは。
今回フジ視点で書いていきます。
フジさん結婚して幸せに過ごしてると思います。
ですが、フィクションなのでどうかお許しください。笑
大体カップリングものは曲からストーリー引っ張ってくるのでもしかしたら聞いたことあるフレーズが出てくるかもです。
そんな時はその曲を聴きながら色々と脳内再生してください。笑
ではいきます。
--------------------------------------------------
収録中いつものように隣でキヨが笑う。
笑う時にできるえくぼが可愛らしくていつも見ている。
収録が終わってこーすけとヒラは用事があるとのことでさっさと帰ってしまった。
最低限テーブルの上や撮影で見えるところをキヨと一緒に片していた。
たまに2人でふざけたりしてその度にキヨが笑うからこの話をした。
f「えくぼの意味知ってる?」
k「ん?何それ。知らね。」
f「なんかね、前世で愛した人を忘れたくなくてつける印らしいよ。」
k「ほーん…。」
f「おめぇ死ぬほど興味ねえじゃん笑」
k「広がんねえ話すっからだろ!」
f「だってさ、お前えくぼあるじゃん?なんかそーゆーの…気にならない?」
k「…え。別に…?前世で誰かいたんだなーって感じ。」
f「あ。そう。」
黙々と片付け作業に徹した。
時間も時間で2人で出前を頼んで飯を食うことにした。
来るまでの間お互い自由に過ごしていた。
俺はというと携帯を触る振りをしてキヨの後ろ姿をまじまじと見下ろしていた。
綿飴のようにふわふわで甘い匂いがする髪の毛。
Tシャツの隙間から覗く細い体に星のように散りばめられたほくろに色気を感じる。
思わず頭をガシッと鷲掴みしてしまい、キヨも俺自身も驚く。
k「え。…なに…?」
f「…いや…なんでしょうね?」
k「…キモ…。」
f「ガチトーンやめろ。笑」
k「急に人の頭鷲掴みするやついる?」
f「ついね…俺の手の平に収まるのでは?と思って…。」
k「何かあんだろ!言え!何か!」
インターホンが鳴ったので出ると頼んでたものがきた。
f「来るの早かったね。」
k「天下のま○や様だぞ!」
f「ガチじゃん」
いただきますをして各々食べ始める。
食べてる時はお互い静かで部屋が静まり返る。
もぐもぐと食べ物を詰め込んで膨らんだ頬が子供みたいで可愛いらしい。何をしてても全部奇跡の一枚のようで写真の中に閉じ込めておきたい。
そう思わせるくらい魅力的だ。
k「ご馳走様でした。」
f「早えな…」
k「風呂入るわ。」
f「はいよー」
ふとえくぼの話を思い出す。
あの話がもし本当ならキヨのえくぼは誰が付けたんだろう。
片想いを拗らすとどうもダメだ。知らないうちにどんどん嫉妬に変わって相手に執着するようになってしまう。
f「ご馳走様でした。」
しかし俺はキヨとの恋を諦めてしまい、女性で好きな人と結婚をした。
結婚に不満は無いしむしろ幸福だ。
なのに時々キヨが女の子だったら良かったのに。と感情が火花のようにチラつく時がある。
我ながら最低だ。
k「あがったー」
f「はいはーい」
ほんのり白い肌が赤く染まっていて桃のように綺麗なグラデーションを作り噛みつきたくなるくらいだ。
そんなことを思いながら風呂場へと足を運ぶ。
キヨが入った後だと考えるだけでのぼせてしまいそうだ。
取りきれなかった浮いてる髪の毛を拾い上げてみる。
猫っ毛のせいか曲線を描いている。それすらも欲しいとさえ思ってしまい自己嫌悪に陥って排水溝めがけて髪の毛を落とした。
k「フジー」
f「うわ、お前入って来んなよ」
k「ごめんごめん。お前床な。」
f「…あ?」
k「寝る場所。」
f「独断やめろ。話し合い大事じゃん。話し合えよ」
k「えー。だって俺床で寝れないもん。」
f「我儘か。せめてじゃんけんだろ」
k「んーー。じゃあ、グー出して?」
言われた通りグーを出すとキヨがすかさずパーを出してきた。してやられた。
k「ありがとう。フジ。」
f「は?!ずるくね?!」
k「俺優しいフジ大好き♡」
f「んもぉーずるいって〜。」
k「うはは!じゃ、ごゆっくり!」
嵐のように去っていった。
そういう大好きじゃないんだ。わかっている。だけどそう言われると思い上がってしまう。
それはどっちの意味で言ってるのかと。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
58 / 97