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fjky3 体温
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唇が離れては重なる。
忘れかけていた体温を思い出して嬉しそうに重なる。
f「上手く愛せないくせに…好きになってごめんね…。」
k「今更…遅いよ…」
2人の濡れた瞳から濡れた肌へ雫がぽろぽろ堕ちていく。
言葉を失くす。これが答えになる。
泣いて始まって泣いて別れてまた泣いて始まった。
例えば前世なんてものがあったとしたらきっと君の隣で最期眠りについたんだと思う。だからこの世に生まれた時ずっと隣に君がいないと泣いていたんだ。シクシクシクと泣きながら様々な出会いに恵まれて来て道を辿ってきた。君の事を探す為に。きっとそのえくぼは目印になっていつかは見つけてと心で願いあえて隠れる子供は君みたいだ。
限りなく透明な糸を辿ってその先にある単なる偶然を本気で運命と思ってるんだ。今度こそ誰よりも幸せにするよ。
k「フジ…もう、」
f「離さない。キヨのいない未来に未練はないよ。誰よりも幸せにするから。」
k「…恥ずかしいやつ…。」
f「愛してるよ。キヨは?」
k「え、あ、お…や、また今度な。」
f「あははっ。可愛い。」
k「うっせ。バーカ。」
赤く染まった顔を逸される。
一瞬でもキヨの顔から目を離したくない。
赤らめた顔も困った顔も怒った顔も笑った顔も全部。
そのまま甘い夜を過ごした。
f「おはよ。」
k「…ん…。」
f「愛してるよ。はい。」
k「ん…あい…」
f「ちょっと!寝ないでよ!キヨ!」
k「…うるさい。」
f「はぁーぁ。…幸せ。」
よく猫に顔を押しつけて思いっきり息を吸い込む人がいるがなんとなくその気持ちがわかる。
k「吸うな…。」
f「猫みたいでつい…。」
k「もー朝からうるさいなぁ。起きればいいんだろー。」
f「よくできました!」
シた後の朝は寝起きが悪い。
照れ隠しか、腰の痛みかどちらかのせいにしておいてほしいなと密かに思う。
いつ愛してるよと彼の口から聞けるのだろうか。
いや、言葉はもういらないか。
実に愛とは奥深くどこまでも計り知れないものだと。
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書きたい文字書けて満足です笑
最近寝ながら書くことが多くて誤字脱字や漢字間違いが酷く目立つなと思いちょこちょこ修正してます笑
こんな恋愛したかった今日この頃です。
2度とできませんね笑
書いてて書きたい言葉が優先されてストーリーの方が疎かになっているなと思いつつ多分知能指数下げてお読み頂いたのではないかと思います。何だか少女漫画みたいでむず痒さがありますがキュンとしてもらえればいいなと。
次はどんなの書こうか悩んでいますがまたどこかで
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