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fjky2 キャンプ
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ksk「今日の夜はシンプルにカレーにしよう!」
f「いやーいいね。小学生の宿泊学習とか絶対カレー作るもんね。」
h「俺もカレーだったなぁ。」
ksk「やっぱ定番だよな!よし!じゃあ野菜切ってこう」
f「キヨは俺と煮込む方やろう!」
k「ん。」
ヒラとこーすけは野菜を切る。
俺とフジで鍋にお湯を沸かす。
切り終えた野菜達が沸騰したお湯に入れられ食材の色が鮮やかになっていく。焦げないように見ているように言われたのでおたまを片手に鍋を見つめて5秒に一度混ぜる。
f「…キヨ…そんなに混ぜなくても…」
k「焦げたら皆んなで作った物美味しく無くなっちゃうだろ?」
f「まぁ、そうだね。疲れてない?代わる?」
k「大丈夫。」
こんなことですら責任を感じて律儀に取り組む。
絶望的に料理ができないのでぐつぐつと煮える度にフジを呼ぶ。
f「いい感じだね!うん!味も良いね!火から下ろすよ。」
k「うん。」
できたことに達成感を感じて嬉しくなる。
h「ありがとう!米も炊けたからよそっとくね!」
f「サンキュー!俺このくらいでお願い!」
よそわれた米にカレーをかけて皆んなに配る。
配る度に頭を撫でるようにありがとうと言われる。
ksk「うまーべらす!!!」
f「つまんな。」
k「こーすけ…。上げたな。」
ksk「低いって。俺の評価。」
h「あ!そういえばね、昼間からこーすけと燻製作ってたんだよ!食べる?」
f「お!いいね!酒飲みながら食おうかな!」
k「何燻製したの?」
ksk「やっぱ燻製つったらベーコンでしょ?それからチーズもやってみた!上手くできてるといいんだけどな。」
カレーを食べ終わって4人で燻製器に近づく。
こーすけが燻製器から出来たベーコンとスモークチーズを取り出して歓声が湧く。
出来立ては大変美味しく思わずみんなで笑いながら食した。辺りはすっかり夜でランタンの灯りで過ごす。
テントは誰とペアにするかで先程の料理担当と同じくこーすけとヒラ、俺とフジが同じテントに寝ることになった。
おやすみと言ってそれぞれテントに入る。
俺はと言うと都会では中々見られない夜空に見惚れていた。
f「何してんの?風邪ひくよ?」
k「星綺麗だなと思って見てる。」
フジがブランケットを後ろからかけてくれた。
山の夜は夏であろうとも肌寒い。
フジが隣に座って一緒に星を見上げる。
f「なかなか見られないよな。こういうの。」
k「うん。めっちゃ綺麗。」
f「…なんかいいね。こういうの。」
k「うん。でもお前酒くせえ。」
f「流石にちょっと飲み過ぎたわ。」
k「ほんとな。」
f「あー。なんか酔ってきた。」
急にフジが立ち上がって座ってた俺の手を引いて立ち上がらせる。酔っ払いの相手は面倒だ。早く寝れば良かったと思う。
急に手を繋いだままぐるぐると回り始めて吹っ飛ばされそうになる。
k「うぇっ!もー何なんだよー。あぶねーな!」
f「うははー!なんか体動かしたくなってさー!」
k「俺を巻き込むな!」
f「ごめんごめん。テント入ろーぜ。なんかふわふわしてきた。」
k「…ゲロ吐くなよ…?」
f「大丈夫だよー。」
酔っ払いにさんざん振り回される。
その酔っ払いは俺の手を引いてテントに入る。
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