アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
mbky4 キャンプ
-
気付けば雨でも降ったかのようにベッドが濡れていて誰の体液かもわからなくなっていた。
変わる変わる体制を変えられてはモノを出し入れされている。
どれくらい時間が流れたのかは検討もつかず、ただあいつら心配してるんじゃないか?どうしてるかが気になっている。
k「あ゛っ、はあ、っ、はぁ、っ!」
「お兄さん生きてるー?」
もう声を出す力もなく、ただ呼吸をするだけで精一杯だ。
このまま死んでしまいそうだとさえ思う。
いつになったら終わらせてくれるんだろうか?
意識さえ手離してしまいそうだ。
そんな中揺り起こすようにドアをノックされる音がした。
それを合図に男たちが動きを止める。
「…他誰かくるって言ってた?」
「いや、俺らだけだよ今日は。」
「ちょっと、お前出て来いよ。」
渋々男が衣服を身に付けている。他の奴らも服を着始めてマスクやら眼鏡やらで顔を隠し始めた。1人の男がドアを開けるのが見えた。
「はい?」
f「すみません!背が高くて髪のこの辺が赤くて細身の人見ませんでしたか?」
「え、あ…。さぁ?」
「すみません。俺そろそろ帰るんで。」
「俺も。」
フジの声がした。
ぞろぞろと焦っているかのようにフジを避けて小屋から男達が出て行く。
k「フジ…?」
f「キヨ!!大丈夫?!どうしたの?!」
k「…ごめん…」
f「大丈夫だよ。立てる?」
k「うはは…無理….どうしよう…」
今更湧き上がる恐怖心と不安がどうしようもないくらい溢れてくる。
k「どうしよう…助けて…フジ…」
f「大丈夫だから。落ち着いて?」
フジが宥めるように自身の胸に俺の顔を埋める。
顔を埋めたところがぐしょぐしょに濡れて涙を流していたことに初めて気付く。
身体は小刻みに震える。
k「…こーすけとヒラは?」
f「近くにはいるけど…ちょっと待ってな。」
そう言うと急いで小屋からフジが出て行った。
今日思いもよらないレイプをされたわけだが自分自身が男であってそんなこととは全く無関係だろうと思って生きていた。どうも実感がわかず、気付いた時には恐怖と不安と羞恥その他諸々の感情で溢れかえって思わず泣いてしまったが熱り冷めると案外冷静で他人事のように思えてくる。
f「お待たせ。」
k「何しに行ったの?」
f「こーすけとヒラに見つけたから先テント戻っていいよーって伝えてきた。」
k「…このこと言った?」
f「どっちだと思う?」
k「真面目に。」
f「あはー。ごめんごめん。言ってないよ。足痛めてるからゆっくり向かうとだけ伝えてある。」
k「そっか。」
f「つかお前それで服着たくないよね。流石に。」
k「そうなんだよな。どっかにシャワーとかついてなさそうだしなぁ。どうしよう。」
f「近くに浅めの川あったけど?」
k「さすがに寒いだろ…。普通に嫌だわ。」
f「あ。そこのシンク使わせてもらったら?どうせその辺濡らしたって何したっていいだろ?」
k「そうだな。ほんの仕返しだ。」
そう言って新品のスポンジを拝借して台所に座って水道からぬるま湯を出し洗ったバケツに水を汲みながら全身を流した。
それを見てフジは笑っている。
俺自身も笑い返して最終的には水遊びをそこでしてしまう始末だ。お前らみたいなのに泣かされるような俺じゃないぞと言うように意外にも気分爽快で楽しくなる。
f「お前!帰り寒いだろ!」
k「お前だけ濡れてないのずるいじゃん!うははー!」
こんなことをされた後でも笑い飛ばす元気はあるもんだ。
楽しんでいるところにふと尻に違和感があり少し触るとヌルヌルした液体が流れていることに気付いて慌ててその場に座り込む。
心配そうにフジが寄ってきて言う。
f「どうしたの?」
k「いや、あの…ケツが…ちょっと…あはは…」
f「…あ。なるほどね。」
k「そうそう。あなるだけにってね。」
f「お前のメンタルどうなってんだ…。中身出せそう?」
k「いや…普通に自分で指突っ込むの怖いからそのままにしといて良いかなと。」
f「腹壊すんだからやめとけ。出してやるからケツ出せ。」
k「なんかもう…言い方よ…。それはそれで恥ずかしいわ。」
f「見ないから任せろ。」
k「絶対みんなよ?」
f「はいはい。」
恥ずかしながら友人に尻を向けて顔を手で覆う。
f「ちょっとさ、もうちょい挿れやすいようにしてほしいんだけど…脚もうちょい開ける?」
k「うぅ…早く終わらせてくれな?」
f「わかったってば。」
椅子に顔を伏せて尻を突き出して脚を開いて友人に孔に指を突っ込まれていると思うととんでもなく恥ずかしい。
k「んっ、あっ、うぅ…」
f「ごめん!我慢して!」
なぜか謝られたが俺も俺で必要な行為と言えど場所も場所なので声が自然と漏れてしまう。
f「キヨ…あのさ…」
何か言いたげにフジが話しかけてくる。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
77 / 97