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tmky 悪戯
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こんにちは
亀更新にも関わらず読んでくれている方もいらっしゃるようで本当感謝してます
いつもありがとうございます
今回ものすごくマイナーで興味ない人いるかも…なんなら逆じゃね?みたいなの思うかもしれないけど年下攻め書きたかったんでそれでも書きます
聴いてください
赤髪のともさん×キヨ
よろしくどうぞ
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とある企画で料理対決をし惜しくも敗北してしまった。
料理上手なともくんに対極して俺は料理に関しては何も出来ず、指示されたことしかできなくて時間も押してくる中ともくんを疲労困憊まで持っていってしまった結果だ。
流石に申し訳なくて今回ともくんの家にお邪魔して料理を教えてもらいにきた。
t「キヨさん。野菜切る時の手違うでしょー。」
k「猫の手…やりづらい…」
t「頑張ってください!」
k「うえぇ…」
出来ない者としてはそれすらも地獄のようだ。
野菜を切るのに猫の手が基本というのは何となく聞いたことはあるが実際コロコロと動く野菜に対して切りずらいのではと思ってしまう。
t「じゃがいもは皮剥いてから切っていきますよー。」
k「皮…。」
t「ピーラー使いましょうか。力抜いて手の皮ごと削らないように気を付けて。」
k「こうか?!」
シャッと勢い良く言われた通り指の皮ごと見事に剥いてしまい、それを見てともくんは困ったように笑う。
t「ちょっとー!言ったばっかじゃーーん!」
k「うぅ…ごめん…絆創膏ある??」
t「ありますよ。少し休憩しましょう!ゆっくり作っていきましょ?」
k「…はい。」
その辺に腰を下ろす。
ともくんの飼っているうさぎと目が合う。
k「うさぎかわいいね。」
t「最近飼ったんですよ。みーちゃんです。かわいいでしょ?」
k「うん。可愛い。」
t「なんかお世話してるとキヨさんが頭に時々浮かぶんですよ。」
k「…え?バカにしてる…?」
t「えへへ違う違う!世話がね…ほら….」
k「世話が焼けるってこと?!」
t「あはは言い方、言い方!まぁ、違うとも言えないけど….」
k「それもう言ってんじゃん!ごめんね!」
t「実況者として尊敬してますよ!」
k「取ってつけるな!笑」
t「違う違う!本当ですって!ほら、背高いしかっこいいしおしゃれ…」
k「実況あんま関係ねーじゃん!ほぼ見た目じゃん!」
t「あと声も好きですよ!面白いし!ほら!良いとこいっぱい!」
k「….本当かなぁ….」
t「本当ですよ!」
k「ともくん腹黒いからなぁ…」
t「そんなことないですよ!あ!何か飲みます?」
k「じゃぁお願いします。」
t「お茶でいいですか?」
k「うん。ありがとう。」
ともくんは何をやってもスマートでかっこいいなと思う。
ゲームも料理も上手で俺なんかよりも才能があるのではと思う。
俺の方が年上なのに保護者と言われるのも何となくわかる気がする。
t「どうぞ。」
k「ありがとう。ともくんってさ、何でも上手にこなすよね。」
t「そんなことないですよ。」
k「料理もゲームも上手だし声も優しいから落ち着くじゃん。」
t「僕たち組んだら最強かもしれませんね。」
k「そりゃ無敵だね。何なら俺ともくんに何されても許せる気するしいいかも。」
t「本当?」
k「うん。ともくん可愛いから許せちゃう。」
t「そんなこと言われたら何でもしちゃうかも。」
k「えー?しちゃう?」
t「これは?」
k「わあぁぁぁあ?!!」
耳にぐさっと指を突っ込まれて急な行動に驚きが隠せない。
t「キヨさんも結構可愛いとこあるよ?」
k「う?え?怖いんだけど?ともくん?」
t「えーい。えーい。」
指で頬やら脇腹や色んなとこをつつかれる。
これがフジとかだったら怒れるけど不思議とともくんは怒れない。
k「ちょ、怖い怖い!急にどうしたの??」
t「何しても許されるんでしょ?」
k「たまにともくん怖いよね…」
t「えーい。」
k「ひゃっ?!どこ触ってんの?!」
t「可愛くてつい…」
k「いやいや、可愛いのはともくんの方でしょ??」
t「その論争果てしなく続きますよ?」
k「ともくんってたまに変なとこあるよね?俺もうおっさんだから可愛いとかないのにさー。」
t「キヨさんは何か別ですよ。何か知らないけど。笑」
あのともくんが一瞬でも自分の股間をつついてくるとは思わなかった。
意外な一面もあるもんだと何だか関心してしまう。
一休みしたところでまた料理を再開することになり、言われた通りにやってともくんはすごく褒めてくれるのに工程がどうも面倒でいちいち神経を使う。正直泣きたくなるくらい料理が嫌いになりそうだ。
k「ともくん…玉ねぎが俺を泣かせてくる…。」
t「玉ねぎはそういうやつなんでね。向き合ってください。笑」
k「痛いよーー。」
t「ほら!目開けて!手切りますよ!」
k「うぅ…やっぱ俺玉ねぎ嫌いだわ…」
t「嫌いだったんかい。笑」
目から恐ろしいほど涙が出てくる。
やっとの思いで切り終えて急いで手を洗って目を擦る。
k「死ぬかと思った…。」
t「玉ねぎに殺されること無いから大丈夫ですよ…」
k「肉じゃがとか懐かしいわ。何年食ってねえんだ…」
t「お店にあんま無いですもんね。」
k「そうだねー。たまに食べたくなるよね。」
t「わかります。」
その後も教えてもらいながら作業を進めて完成間近で解放されたように喜ぶ。
自分で言い出したものの苦痛なものは苦痛だ。
k「ありがとう!これで肉じゃがは作れるようになったと思う!!」
t「明日から自炊デビューですね!」
k「…あ…うん…。」
t「あ。やらないですね。笑」
k「いやごめんごめん!ちゃんとたまにやるから…。」
t「いやそのままでいてくれていいですよ。またこうして料理一緒にできるの楽しいから。」
k「えー?本当?」
t「なんでそんな疑うんですか…。」
k「ともくんだからなぁ…裏がありそうで…」
t「裏があったらどうします??」
悪戯っぽくともくんが笑う。
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