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fjky7 嫉妬
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陽の眩しさに目をゆっくりと開く。
隣にはスヤスヤと子供のように眠るキヨがいた。
雨上がりの道のように涙の跡が残っている。髪もくしゃくしゃで裸のまま。
そっと髪を軽く整えてやる。
あんまりにも気持ちよさそうに寝てるから起こさないように起き上がり、お湯を沸かして朝食の準備をしておこう。
乾いた喉を潤すために水をコップに注ぐ。
k「フジ…?」
f「あ…おはよ…」
k「おはよ…。めっちゃ溢してるけど…?」
f「え?!あ!…まぁいいや…」
k「…良くはねえだろ。」
溢れた水は床に水溜まりを作った。
笑いながらキヨは適当に布巾を差し出してきた。
k「朝から何してんだよ。」
f「寝ぼけてたわー。飯食う?」
k「用意してくれてんの?」
f「一応ね。」
k「じゃあ食う。」
そう言って彼はソファーに腰をかける。
腰が痛いのか動きがゆっくりで何となく腰をさすっていた。
すでに朝食の準備は整っていたので皿に盛り付けてテーブルに並べて黙々と2人で食事をする。
k「ねぇ。」
f「ん?」
k「…やっぱいいや。何でもない。」
f「昨日のことでしょ?」
k「まぁ…そんなとこ…」
f「付き合ってくれませんか?」
k「それについては条件がある。」
f「なんでしょう…?」
k「誰にも知られないこと。俺はお前の期待には応えられないからそれを踏まえること。以上。」
f「わかったよ。キヨはいつも通りのキヨでいてくれて良いし、俺はキヨを幸せにするよ。」
k「お前もいつも通りでいてくれよ…。」
f「それは無理。」
そっと隣にいる彼の耳にキスをした。
彼の顔は赤く染まる。耳まで赤くなっていく。
k「そういうのは食い終わってからにしろよ!汚ねえな!」
f「ごめんごめん。」
彼は赤くなったまま食事を続ける。
俺は彼を横目に食事を続けた。
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更新遅くて申し訳ないです
いつも見て下さりありがとうございます
最近激務に追われて残業続きでした
旦那の除雪シーズンも終わり、多分こんなペースでしか更新出来ないと思いますがこれからもどうぞよろしくお願いします。
あと此間めっちゃ吹雪きました。溶けてきたと思ったらまた少し雪が積もっての繰り返しですね。
まだまだ緑は見えないですが、春の匂いだけはしてます笑
それではまたどこかで
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