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「2人?いつ?」
「中二で1回…、高一で1回…」
「そいつらとは付き合ってたの?」
「ちっちが…セフレ…」
「ふーん、セフレねぇ。」
別に…セフレって言っても向こうが脅して一方的に触ってきたりしただけだけど。
「ねぇ…犬童組がそんなことして大丈夫なの?」
「もうしてないし!しかも、不可抗力だったから」
犬童組ってことを他の組にバラすぞとかよくわかんないことも言われて脅された。
「へぇ。不可抗力で、セフレって言うっておかしくない?お互い合意の上だからセフレって言うんじゃないの?」
「って…か、お前に関係ねぇだろ。」
「関係ない…ねぇ。」
関係ないに決まってる。こいつはただのボディガードと…飼い主に過ぎないんだから。彼氏でもなんでもないし。
「あのさー、主導権は、俺ってこと分かってて言ってる? 」
え…主導権…??
「辰巳ってほんと…バカだよね…。今縛られてる状態で、関係ないとか…言って俺に背くとか…。」
「いや、違っ…。でも、彼氏でもな…」
彼氏でもないくせに。と言おうとした瞬間…俺の口を夏芽が手で覆った。
「口も塞いだ方が良かった?」
「んっ…嫌だ。」
こいつ…目がガチだ…。
「だからさー、お前は俺の質問にだけ答えてくれればいいの。この部屋に入った瞬間、お前に拒否権なんてないんだから。」
「っ…」
たしかに…そう言うルールだから…言い返せない…
「どーすんの?いい子にするんだったら、無理矢理はしない。コマンドも言うことを全部聞けるならまだ…使わないであげる。さぁ…賢い辰巳はどうすんの?」
さっきと同じ質問だ。
俺はさっき…言うことを聞くか?と言われて…聞くからコマンドはやめてくれと言った…。
もう1回チャンスをくれるってことか?
そっ…それなら。
「ちゃんと…ご主人様の言うことを聞きます。」
あー、口が腐る…。
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