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13.普通の生活なのか……?
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次の日
「辰巳……!起きて。」
「んんん。今何時?」
「10時」
「10時???」
俺は、どうやら、夏芽とセックスをして少し話してすぐ寝てしまったようだ。
でも、なんかいつもと違ってて……
「あれ?身体……が痛くない……」
「ああ。昨日、ついでに腸内洗浄もしておいたから。」
「あ、ありがと。」
そういうことか。だから、いつもみたいにお腹を壊したりしなかったんだ。夏芽は、エッチ以外では、過保護だけど気が利く面があったりもする。
まぁ、嫌いだけど……一応……夏芽が彼氏になった。
人生初彼氏……
「なに?辰巳顔赤いよ??」
「はぁ??んッなわけねぇし。」
「そっ……ってきり、俺の事考えてくれてるのかと……」
「んっ、なわけ!ねぇだろ!!!自意識過剰かよ。」
……なんでも、見透かされているから辛い……
「まぁ、いっか……辰巳の大好きなオムレツ作ったから食べな。」
「あっ、うん。」
俺専用の朝ごはん……
夏芽は、いつもコーヒーだけだから、俺のために作ってくれたということになる。
「過保護……」
「過保護は嫌いなの???」
俺はこの質問の回答を必死に探した。だが、見つからない……しばらく無言が続いてしまった。
「辰巳……勉強するよ。終わったら、部屋おいで。別に、リビングでもいいけど、部屋の方が集中できるでしょ?」
「あっ……ああ。そうする。」
勉強は、もちろんしないと……バカになってしまう。
あれ、俺……前のお仕置部屋に30日いさせられた時より、夏芽に嘘をついたり色々やらかしたと思ったけど、あれ??勉強??
もしかして……これは、普通の生活……が出来てるのか?
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