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39.デート
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「あー、辰巳!今からちょっと出かけるか??」
「うん。どこに??」
「どーする??ショッピングモールでもいいし、そこら辺歩くのでも、ドライブでも、絶景スポット行くのでも」
「うわぁー、選択肢の幅広すぎ!」
ドライブかー!夏芽の顔見れるしいいよなぁ。そこら辺を手をつなぎながら歩いてみたいしなぁ、絶景スポット見たい。そこでキスとか…!!キャー!!
「えーっと?」
「あーごめんごめん!!」
ダメダメ。幸せ過ぎてそんなこと考えるとか論外だ。
「ケーキ食べたいって言ってたよね?辰巳」
「あー、うん!けーき、プリン、アイス!全部食べたい!」
「ガキかよ…」
そう言って夏芽は苦笑する。俺もどこか自分で言ったがおかしく感じて、つい笑ってしまう。
「じゃあ、おすすめのカフェ調べて行こうか」
「うん!!」
そうと決まれば、服装…決めないと!デート感を出したいから、夏芽には先に出ていってもらって、屋形船駅集合にした。
うーん、どうしよう。迷うなぁ。
夏芽は、白が好きだっけ?じゃあ、白のTシャツと!
あ、やばい!時間だ!
時間に気づき俺は、ダッシュで屋形船に向かった。
「あっ、ごめん!!」
そういった途端俺は引き返した。何故かと言うと…
「連絡先教えてください!!」
「私も!」 「私も!」
やっぱ、モテモテじゃん。
引き返したのは、今行けば、夏芽が男と付き合ってるってバレてしまうからだ。
はぁ…10分後にもう一度来よ
そう言って、完全に引き返そうとしたその時だった
「ごめんね。俺彼氏いるから」
へ??
「え??」 「彼氏?」 「ゲイ??」
言っちゃったの??
「辰巳!!!」
「おっ、おう夏芽。ごめんな。遅くなって」
「えー、ビジュ良すぎ」 「彼氏もかっこいい」
「おう。えーと、場所変えよか。」
確かに。屋形船は目立つ…
俺も、かっこいいと言われるとは思わなかったけど。
そして、俺たちは目的のカフェに向かった
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