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42.ホテル
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「辰巳。この辺にね………」
「行く!!」
この日だから、こんなめでたい日だから…
「ほら。辰巳。部屋入らないの?」
「ん…ん」
部屋に入る廊下で俺は少し戸惑った。
「もう。辰巳ラブホどうせ初めてじゃないんでしょ?さっ、入るよ。」
初めてとかそうじゃなくて…
「違う。俺…好きな子と来るのが初めてだから…」
「何それ?煽ってんの??よいしょっ」
「ちょっおい!」
そう言って夏芽は俺を軽々落ちあげ、器用に靴をぬがし、ベッドに下ろした。
そして、俺の服を脱がそうとした。
「待って!風呂…せめて風呂入ってから。」
「だーめ。」
「あっ、ちょっと…」
沢山抵抗したのに、気づいたら、俺の服は無くなっていた。
「な…な…ちゅめ??」
「あー、隠さない。」
手でせっかく局部を隠していたのに、夏芽にどかされる。
「ダメだってぇ…」
あっ…バレる…
「ん〜、もう勃ってるの?」
「ご、ごめんなさい。」
「いいよー。俺がそういう風に躾たし。可愛いじゃん。馬鹿正直で。」
「え?ひかないの?」
「ひかないよ。むしろ可愛い。沢山褒めたくなる」
「夏芽…グスングスン」
「あー、泣かないで…!!」
「泣いてないもんグスンッ」
「はは。でもね、覚えてて、辰巳。他の人にそんな顔したり、しっぽ振ったりしたら、俺許さないから。容赦なくお仕置するよ。」
「分かってる…」
「うん。いい子」
夏芽がこれ以上にないくらいのお仕置をしてくるのも想像がつく。前は3ヶ月のお仕置だったが、真剣に気持ちを伝えた今なら、1年、2年、最悪は出禁になってもおかしくないだろう。
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