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54.欲情
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「今日は何もしないの?」
俺の風呂の後、すぐに風呂に入って戻ってきた夏芽にそう言った。
「ん〜まだ材料揃ってないからね。」
「材料??あの前薬と一緒に買ってたゴムとかあったじゃん?あれは?」
「あれは、、まぁ、明日分かるよ。」
……今日したかったのに。
「いつしてくれるの??」
「いつって……まぁ、、そのうち。」
具体的な日付は教えてくれない。
これは、もう俺とはしたく無くなったってことなのか?
「じゃあ、辰己。寝るよ。おやすみ」
「……おやすみ」
俺はこの日は全く眠れなかった。
どうしてしてくれないのか。
いつも俺が誘ったらしてくれるから、少し悲しくて寂しくて……。
明日わかるって言うなら、早く明日になれと、心からそう思っていた。
次の日
俺は挑戦しようと思った。
夏芽を起こさないようにして、キスしてみようと。
いつもされてるし、これぐらいいいよな?
そして、俺が唇を夏芽に近づけたその時だった
「辰己??何してるの?」
「え……っ」
どうしよ。どうしよ。言い訳……
まつ毛がついてて……いやないわ!
リップクリーム塗ろうとして……いやないわ!
「かわいい。赤くなってるよ?」
「……そんなわけ……」
「っふ。キスしたかったの??」
「……うん。」
夏芽俺とキスするの嫌かな……
「なら、起こして。気づかない時にされたらなんかもったいないから。」
「え?」
「ん?どうしたの?」
「キスしていいの?」
「いいに決まってるじゃん!」
「でも、昨日……」
「あれは裸見たら理性保てないって言っただけだよ。キスはしようね」
そう言って夏芽は、俺に激しいキスをした。
舌と舌が絡み合い、その音が部屋全体に響く。
俺はそれが恥ずかしくて口を無理やり閉じると、唇をなぞられて、無理やりこじ開けられる。
俺たちは5分ぐらいキスをした後、「じゃあ、ご飯食べよっか」という夏芽の言葉と共に終えた。
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