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59.Lover3
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「で、さっきお仕置って言ってたけど……もしかして、辰巳くん君Sub?」
「はっはい。」
黒木さん感鋭い。それとも、誰でも気づくのか?
「Subかー!だと思ったわ。夏芽くんには逆らえないって感じしてる。」
え……そんな感じしてるのか??
「辰巳は、いつも逆らってきますよ?今日だって、ルールも破って……」
「だから、ごめんって!」
「謝って済むならルールなんていらないよね??」
「うっ……」
そうだけど……しょうがないじゃん。初めて見るものがいっぱいで……
「夏芽くん!あんまり虐めないであげて。」
「でも、辰巳が、黒木さんがSubならまだしもDomなのに俺との約束破るから」
え……あ?そういうこと……!黒木さんDomなの!?
「やめて。とって食ったりしないから。俺には可愛い嫁がいるからね」
「黒木さんは、女の子と付き合ってるの?」
「違う違う。男の子だよ?かわいいかわいい。」
「へぇ」
男のことを嫁というのか……今の社会怖い。
「辰巳。Domの前ではほんとに気をつけて」
「でも、Domか、Subかなんて見分けつかない……」
「はぁ。だから、みんなにそんな顔見せないでって言ってるんでしょ?」
「あっ、そっか。」
「ほんとにしっかりして。」
「ごめん。」
「辰巳くんも、嫉妬深い彼氏を持つと大変だね。」
「はい。ほんとに……」
夏芽は、直ぐにやくし、直ぐにお仕置をして自分好みに調教しようとする。まぁ、そこも含めて俺は惚れちゃったんだけどな……。
「辰巳。帰らないと、お仕置の時間が無くなるよ。今日は朝まで調教だからね。明日の昼まで長引いたら大変だ。」
「え……」
朝まで……??今、まだ22時だぞ?
「うわ……露骨……」
「助けてくださいよ!!黒木さん!!」
「俺には無理だ……。」
ちょっとー!頑張って!!
「じゃあ、行くよ、辰巳。また来ます!黒木さん!」
「あっああ。」
そう言って俺は夏芽に引っ張られながらLoverを出た。
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