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「なぁに?そんなジロジロ見て、誘ってる?」
「ち、ちがう。」
「食事に集中できないぐらい俺の事見てるのに違うって言えんの?」
ば、バレてるのか……
ていうか……
「…ち…見んな」
「え?」
「こっち見んな……その……照れる。」
「……ほんとに襲っていい?」
俺の顔今どうなってるんだろう……
「食事中。マナーは守らないと行けないって夏芽が教えてくれたんだろ?」
「ちぇっ。」
食事中じゃなかったら襲われてたのかな?
でも、なんか少し期待してしまった。襲われることを……
「辰巳。準備できる?」
「なんの?」
「明日から泊まりだよ!?」
「あー、そうだったな!準備しなきゃ!」
「うん。学校には1週間ぐらい休むって言っといたから。」
「え?ぐらいでいいの?」
「うん。平気」
多分これは俺たちが犬童組だから許されるんだろうな……
「……辰巳?」
「お……おう!」
だめだ……さっきからぼーっとしすぎだおれ……
ただでさえ何故か、毎日見てる夏芽の顔に欲情してるのに……
「服……と、ぬいぐるみ……と夏芽に貰ったリングとブレスレットの箱と……」
「箱いる?」
「ああ。だってもしかしたらケースに直さないといけないかもだろ?」
万一のために……
「だめ。」
「え?」
「直さないで。」
「なんで?」
「どうしても。」
「え?うん……わかった。」
何だこのくだり。まさか、ずっと肌身欠かさずつけろと?
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